Dropbox、同社の企業向け製品 「Dropbox」の管理機能を強化

共同作業をさらに活性化する Dropbox の新機能

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2020年3月26日 – 世界初のスマート ワークスペースを提供する Dropbox (NASDAQ:DBX)の日本法人である Dropbox Japan 株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 :五十嵐 光喜)は、本日、同社が Dropbox の管理機能を強化したことを発表しました。

昨年秋にスマート ワークスペースを発表して以来、Dropbox では IT 部門向け新機能の開発に優先的に取り組んできました。そして本日、IT 部門が Dropbox をより効率的に管理できるようになる複数の新機能を発表します。これらの新機能によって、IT 部門だけでなく、あらゆる部門で効果的な業務管理が可能になります。

チーム管理をシンプルに
Dropbox は、エンド ユーザーだけでなく IT 部門も業務に集中できる環境を作りたいと考えています。今回 、IT 部門がより管理しやすくなるよう、Dropbox チームに新たに追加された機能が、Dropbox の「巻き戻し機能」です。これらの機能を活用することで、チーム管理がシンプルになり、IT 部門の業務はいっそうスムーズになります。

この機能は、Dropbox Plus と Professional のユーザーを対象に以前から提供していたもの(*1)です。Dropbox チームでは、巻き戻し機能を使うことで、たとえば、ランサムウェア等のマルウェア被害にあった際等に、フォルダやアカウント全体を 180 日以上前に戻すことができます。
*1)https://blog.dropbox.com/topics/product-tips/dropbox-rewind

また、メンバーが誤ってデータを削除してしまった場合でも、ユーザー側の管理者がチームの全コンテンツを元の状態に戻すことができるので安心です。削除データの復旧のために奔走する必要がなくなり、短時間で通常業務に戻ることができます。

巻き戻し機能

インサイトダッシュボート刷新による、より実践的な情報提供
Dropbox にある会社のデータを IT 部門がより効果的に保護できるよう、インサイト ダッシュボードを刷新しました。Dropbox の管理コンソールにあるこのダッシュボードには、以下に示すような重要度の高いユーザー アクティビティが目立つところに配置され、必要な対応がすばやくできるようになりました。

  • ストレージの利用状況:チームが容量をどれくらい使用しているかを時系列で確認できます。
  • 外部との共有:チームが共有している外部ドメインと共有の頻度を確認できます。
  • ライセンスの利用状況:使用中の購入済みライセンス、アクティブなメンバー、承認待ちの招待、使用停止中のメンバーの数が一目でわかります。
  • 有用な数値データ:有効期限やパスワードが設定されていないリンクに関するデータなど、確認が必要と思われる共有アクティビティを監視できます(近日提供予定)。

インサイドダッシュボード画面

整理整とん
チームの業務効率をさらに高めるエンド ユーザー向けの新機能として、ファイル ロックとハード ドライブ使用量の自動節約機能も導入します。

1つ目の新機能は、利用者から多くご要望いただいていた「ファイル ロック」です。これは、共有フォルダに保存しているファイルをユーザーがロックし、他のユーザーが同時に編集できないようにする機能です。

ファイル ロック機能

たとえば、複数人で共有している Excel ファイル内のデータを財務担当者が変更したい場合に、そのファイルをロックすることができます。別のユーザーがアクセスすると、そのファイルは読み取り専用モードで開きます。最初のユーザーがファイルの編集を終えてロックを解除すると、他のユーザーは通常どおり編集できるようになります。

ファイルのロック解除を忘れてしまった場合も、心配はいりません。ロック中で編集できない場合には、表示されたボタンを押すことで編集中のユーザーに通知を送ってロック解除を依頼することができます。管理者も、管理コンソールからファイルのロックを解除できます。

もう 1 つの新機能は、スマート シンクの強化です。ユーザーのハード ドライブ使用量を自動で節約する新機能が導入されます。デスクトップ アプリの設定画面でこの機能を有効にすると、数か月間アクセスされていないファイルが自動的に検出され、「オンラインのみ」としてマークされます。オンラインのみになったファイルも引き続きユーザーのハード ドライブ上で表示されますが、消費する容量はごくわずかです。通常の「オンラインのみ」ファイルと同様に、ダブルクリックすると自動的にダウンロードされてファイルを開くことができます。多くのチームが数テラバイト規模のファイルを共有しているため、ハード ドライブ容量を節約する効果的な機能です。

これらの新機能は、Dropbox の全チームがご利用になれます。管理コンソールでは、インサイト ダッシュボードが新しくなったほか、巻き戻し、ファイル ロック、スマート シンクについてチーム全体の設定を行うこともできます。
ぜひ、お試しください。

以上

Dropbox Japan について
Dropbox は世界初のスマート ワークスペースとして、個人や組織が重要な業務に集中できるよう支援します。Dropbox の製品は、よりスマートな働き方を実現するために開発され、現在 180 か国以上で6 億人を超える方々に愛用されています。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、世界各地 12 か所にオフィスを構えています。Dropbox の使命と製品については、dropbox.com をご覧ください。 Dropbox Japan は、Dropbox の日本法人です。詳細は、 https://www.dropbox.com/ja/business または https://navi.dropbox.jp/ をご覧ください。