Dropbox Japan は、今般、矢作建設工業株式会社の「Dropbox」および「LINE WORKS」の連携利用事例を公開しました。
矢作建設工業は、愛知県名古屋市を拠点とする創業約 70 年の中堅ゼネコンです。
公共工事や鉄道関連工事、マンション建設、不動産開発、 耐震工事など多岐にわたる事業領域で、著名な建築物から暮らしに欠かせないインフラまでさまざまなものづくりに携わっています。
従来、図面や書類、作業工程の写真などのデータは、現場ごとに設置した NAS に保管していました。
ただ、この状態ではデータにアクセスできる場所が限定されます。そのため、各担当者が PC にダウンロードして作業するケースもあり、これによりデータが社内に散在する状態になっていました。
同社は、この状況を脱却し、スマートなデータアクセスを実現するため、クラウドストレージサービスの導入を検討することにしました。
そこで採用したのが Dropbox です。
容量無制限であることに加え、アップロードの速度が速く使い勝手が良いことも決め手になりました。
各現場の担当者や、外回り業務の多い営業担当者に導入を開始。
現在は、一部の部門を除きほぼ全社で活用しています。
また、働き方改革に向けた別の取り組みとして、同社はビジネスチャットツール LINE WORKS も導入しています。LINE WORKS をプリインストールしたスマートフォンを各現場の担当者に配布することで、 情報共有のスピード化、コミュニケーションの円滑化を図る狙いです。
矢作建設工業株式会社 土木事業本部 土木本部 土木企画部事務推進グループマネジャー 杉政 敦史 氏は次のように述べています。
「LINE WORKS は Dropbox との連携が可能です。Dropbox 上のファイルを選択して、LINE WORKS 経由でファイルリンクを送信できるのです。もちろん、LINE WORKS 側から Dropbox 上のファイルを指定して添付することも可能。これによって、さまざまなデータを一層簡単に共有できるようになりました」
チャットでの会話中に、Dropbox 上の図面を提示したり、各種資料へ のリンクを送信したりすることができます。
先に紹介した取引先への連絡も、現在は主に LINE WORKS で行っているそうです。
現場のデータ管理の課題を解決し、さらに働き方改革を加速 ーー
Dropbox と LINE WORKS、両ツールを駆使した矢作建設工業の取り組みの詳細は、こちらの導入事例をご確認ください。