Dropbox Japan、mxHero の「Mail2Cloud」との連携を発表

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2021 年 11 月 12 日 – Dropbox（NASDAQ：DBX）の日本法人である Dropbox Japan 株式会社（本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 梅田成二）は本日、mxHero, Inc. （本社：米サンフランシスコ、読み方：エムエックスヒーロー）が提供するクラウドベースのメール セキュリティサービス「Mail2Cloud」と 「Dropbox」 が連携したことを発表します。

Mail2Cloud は、メールとクラウドストレージの間を橋渡しするクラウドサービスです。メールと添付ファイルを自動でキャプチャし、指定された Dropbox のようなクラウドプラットフォームに効率的に転送します。既存のセキュリティソリューションやクラウドソリューションの機能を補完し、すべてのメールと添付ファイルを効率良くキャプチャすることが可能です。エンド ユーザーによる操作は不要で、既存の業務の流れを妨げることもありません。

今回、クラウドサービスの Mail2Cloud と Dropbox API の連携が実現したことで、メールシステムの保管中コンテンツと転送中コンテンツの両方をシームレスにキャプチャすることが可能になりました。 このためお客様は、組織で取り扱う大量のデジタルコンテンツを自動でキャプチャできるようになり、Dropbox のユーザーインターフェースから直接、セキュリティ、共同作業、ワークフロー自動化の改善を図れるようになります。

今回の連携にあたって、ユーザーがメールの使い方を変える必要は一切ありません。Mail2Cloud は、メールの本文と添付ファイルの両方を自動でキャプチャし、指定の Dropbox フォルダに保存します。このため、メール コンテンツを利用した共同作業が効率化されると同時に、そのセキュリティも向上します。これまで個々のメールシステムに保存されていたコンテンツが Dropbox に保存されるようになるので、社員はより効果的にコンテンツを中心とした共同作業を実現でき、企業としての生産性も向上します。 さらに Mail2Cloud は、平均 90 分以内という短い時間で全社導入できるため、極めて短期間で費用対効果を得られます。

mxHero のエグゼクティブバイスプレジデント兼最高顧客責任者を務めるドナルド・R・ハモンズ氏は、次のように述べています。

「今、官民の組織がクラウドベースのプラットフォームを導入し、戦略的なコンテンツ管理を実現しようと取り組んでいます。そうした取り組みと同じように重要であると私たちが考えているのが、多くのコンテンツが今なお、古い世代のメールシステムで処理されている現状を見直すことです。 メールは安全ではなく、記録として不完全で、デジタルコンテンツのエンゲージメントを促すシステムとして効果的とはいえません。これは特に、ビジネスのスピードが速い現代において言えることです」

今回の Dropbox と mxHero の連携によって、メール上でやりとりされたデジタルコンテンツをキャプチャすることが可能になり、お客様は、情報セキュリティ、マルウェア/ランサムウェア対策、コンテンツ管理、デジタルハイジーン（デジタル環境を健全なセキュリティ状態に保ち、衛生状態を保こと）、ガバナンス、共同作業の面で改善を図ることができます。

2020 年 11 月に、当時のデジタル改革担当大臣がセキュリティ上の問題があることから、内閣府と内閣官房においてパスワード付き zip ファイルをメール添付で送る慣習（いわゆる「PPAP」）を廃止すると宣言しました。今回の連携によって、PPAP によるファイル共有の慣習の代替手段として、デジタルコンテンツをメールで送るより安全な方法の採用が可能になります。

Dropbox Japan 株式会社の代表取締役社長、梅田成二は次のように述べています。

「弊社のお客様にとって、メールは現在も業務フローに欠かせない存在です。このたび、mxHero との協力により、新たにユーザ教育することなく使い慣れたメール操作のままで、より強固なセキュリティ機能でお客様のコンテンツを保護できるようになりました。
今回の製品連携は、弊社のお客様のある日本企業からのリクエストが契機となり実現したものです。メールセキュリティに関する mxHero の専門知識と、コンテンツに関する Dropbox の専門知識が今回の製品連携によって融合し、PPAP に代わるより良い選択肢の実現に至りました」

日本国内で Dropbox をご利用のお客様は、特定のリセラー様経由で mxHero の Mail2Cloud をご購入いただけます。

以上