〜 新しい UI デザインおよびプランの導入、オールインワンの動画コラボレーションツール「Dropbox Studio」の登場、機能強化された生成 AI 搭載「Dropbox
AI」と「Dropbox Dash」〜
2023 年 10 月 11 日 – Dropbox(NASDAQ:DBX)の日本法人である Dropbox Japan 株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:梅田成二)は、ウェブ版 Dropbox のリニューアル、新プランおよび、新ツールの「Dropbox Studio」、「Dropbox Dash」、「Dropbox AI」の機能強化を発表しました。
本内容は、本日、米国ニューヨークで Dropbox が開催したユーザーカンファレンス 「Work In Progress」にて発表されました。
デザインが一新されたウェブ版 Dropbox
ユーザーが日々の仕事で Dropbox を使う際、Dropbox のプラットフォームから離れることによって作業を中断する必要をなくすために、ウェブ版 Dropbox の
UI をリデザインしました。
Dropbox が 2023 年に依頼した Economist Impact (英語)による調査によると、調査対象者の 42% が、日々の業務において 1 時間以上、仕事に関するチャットなどの中断なしに生産的な作業ができないと答えています。また、この調査では、ナレッジワーカーは集中を妨げられることにより、平均で毎年 500 時間以上を無駄にしていると推定しています。Dropbox のプラットフォームから離れず、ユーザーの作業の効率を向上するために、次のアップデートを実施しました。
- ナビゲーションを刷新し、効率的に必要な機能にアクセスできるように、拡張可能なフォルダツリーを追加しました。
- 新しい操作バーを配置したことにより、画面のスクリーンショットや録画、PDF の編集、ファイルのアップロード、フォルダの作成、署名の取得、ドキュメントの送信とトラッキングをすばやく行うことができます。
- ファイル プレビューに改良が加えられ、動画コンテンツをプレビューできるようになり、画像、動画、PDF の編集がより早く、簡単になりました。
上記のアップデートは、本日から一部ユーザーへの提供が開始され、今後数週間から数か月以内に既存ユーザー向けに広くリリースされます。詳細はこちらを参照ください。
ワークフローに適した新プラン
仕事を行うために必要なツールを1か所に集約した、Dropbox の新プランを発表しました。
- Dropbox Essentials は、自営業のユーザーに適したプランで、作業時間を節約し、シームレスに共同作業し、ビジネスを構築するのに役立ちます。既存のツールと連携するため、PDF の編集、電子署名の収集、共有ドキュメントの分析結果の追跡などを 1 か所から管理できます。
- Dropbox Business はチーム向けのプランで、Essentials プランの機能に加えて、署名依頼時のブランド設定、チームメンバー間でのストレージ容量の共有、外部共有管理とレポート機能、チームを管理するための管理コンソールが含まれています。また、チームコンテンツの共有、追跡機能、閲覧者の集計分析機能が近日中に利用できるようになります*。
- Dropbox Business Plus は、大容量ストレージ、より簡単なリモートでの共同作業、強化されたセキュリティ機能を求める大規模なチーム向けプランです。
Business Plus では、Business プランの機能に加えて、最大 250GB の転送機能、1 年間のバージョン履歴と復元、強化されたセキュリティと通知機能などが利用できます。
*製品およびサービスがまだリリースされていない場合があります。サービス購入の決定は、現在利用可能な機能に基づいて行ってください。
プラン | 月額払い(ユーザーあたりの月額) | 年間払い(ユーザーあたりの月額) |
---|---|---|
Dropbox Essentials | 2,700 円 | 2,200 円 |
Dropbox Business | 2,900 円 | 2,400 円 |
Dropbox Business Plus | 3,600 円 | 3,000 円 |
新規ユーザーは、3 つの新プランを本日より利用可能です。既存プランのユーザーは、今後数週間から数か月以内に既存プランと同じ料金で新プランを自動的に利用できます。詳細はこちらを確認ください。なお、本プランは、dropbox.com のオンラインストア経由でのプラン購入時のみ適用されます。
Dropbox Studio で動画、編集、レビュー、公開
Dropbox には、毎年 15 億本以上の動画がアップロードされています。動画制作に関する需要に対応するため、これまで Dropbox は Dropbox Capture や Dropbox Replay などを導入し、動画の録画、編集、フィードバックやコメントの取得を容易にしてきました。新たに登場した動画コラボレーションツールの Dropbox Studio は、高品質の動画を 1 か所でシームレスに作成、編集、レビュー、承認、そして公開することができます。Dropbox Studio は、動画制作のプロセス全体をサポートする次のような機能を備えています。
- 動画プロジェクトに簡単にアクセスしてすぐに作業を開始することができる一元化されたページ
- コンテンツのトリミングや分割などの編集機能
- トランスクリプトを変更することで動画を編集できる AI 搭載機能。トランスクリプト内の語句や文を削除して、対応するフレームを削除することが可能
- つなぎ言葉(「えー」や「あー」)をワンクリックで簡単に削除できる機能
- 1 か所でフィードバックを簡単に解決できる、タイムスタンプベースのコメント機能
- Facebook や Instagram に直接動画を投稿できる機能
Dropbox Studio は、今後数週間以内に一部ユーザーはアルファ版(英語)の利用が可能になります。詳細と順番待ちリストの登録はこちらを参照ください。
AI 搭載の Dropbox Dash であらゆるツール、アプリ、コンテンツを検索
現在ベータ版のダウンロードが可能な Dropbox Dash に、検索機能強化を実施しました。AI を搭載したユニバーサル検索ツールの Dropbox Dash は、この数か月間、ユーザーフィードバックに基づいて改良を重ね、キーワード検索ができるようになりました。また、セマンティック検索を使えば、より文脈に沿った検索結果が得られます。さらに、Dropbox Dash に接続されたアプリ、ファイル、コンテンツから、関連情報をAIを利用し収集して要約するため、質問にすばやく回答をすることが可能です。
Dropbox Dash は、現在英語版が一部の国で提供されています。製品とグローバル展開の詳細についてはこちら(英語)を参照ください。
Dropbox AI でアカウント全体の概要を把握し、質問への回答を得る
今年 6 月に Dropbox AI を導入し、生成 AI を使用して質問に答えたり、契約書や会議記録などの大きなファイルの概要をファイルプレビューで把握できる機能の提供を開始しました。今回のアップデートにより、Dropbox のプラットフォーム全体のコンテンツに対応します。
Dropbox の検索バーに質問を入力するだけで、Dropbox AI がコンテンツをふるいにかけ、数秒以内に回答と関連ファイルを取得します。検索結果には各ファイルの簡単な要約も表示されるので、探しているコンテンツをより速く見つけることができます。
さらに、自然言語を使用したコンテンツを検索が可能になり、アカウント設定でAI機能のオンとオフを切り替えられるので、Dropbox での AI の使用をより細かくコントロールできます。
Dropbox AI は一部の国で現在アルファ版を提供しており、近日中により幅広いユーザーに提供開始する予定です。
今回ご紹介した新製品や機能をお試しいただくには、「Dropbox 先行アクセス」プログラムをご確認ください。
以上
Dropbox Japan について
Dropbox はプライベートと仕事、それぞれのコンテンツをわかりやすく整理し、生産性を維持できる場所を提供します。Dropbox の製品は、よりスマートな働き方を実現するために開発され、現在 180 か国以上で 7 億人を超える方々に愛用されています。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、世界各地 12 か所にオフィスを構えています。Dropbox の使命と製品については、dropbox.com をご覧ください。 Dropbox Japan は、 Dropbox の日本法人です。詳細は、https://www.dropbox.com/ja/business または https://navi.dropbox.jp/ をご覧ください。