日頃から、Dropbox をさまざまな形で活用する皆さまから刺激を受けています。曲を作って、それを共有するミュージシャン。脚本を練るテレビ番組のプロデューサー。スケッチを基に映画や舞台のセットを作り出し、私たちに知らない世界を見せてくれる装置デザイナー。チームでデータを取りまとめ、ワクチンを開発する医療研究者。
Dropbox はファイルを保管するだけの場所ではありません。人々とアイデアが集う、躍動的なワークスペースなのです。この 10 年で Dropbox の活用方法は大きく変化しましたが、私たちのブランド自体に変化はありませんでした。そこで本日は、当社のブランドのストーリーをお伝えし、新しくなった Dropbox を披露したいと思います。チームがポイントをつかみ、スムーズに仕事を進め、創造力を発揮できるようなツールを作りたい。新しいデザインには、私たちのこうした想いが込められています。
Dropbox の logo とデザインについてより詳しくはこちら(英語)からご覧いただけます
新しいブランド デザインは、創造力に富んだ皆さまの仕事からヒントを得ています。「創造力を発揮すれば、私たちには無限の可能性があるのだ」ということを、お客様が教えてくれています。画家やドキュメンタリー作家になる必要はありませんが、誰もが自分にとって意味があり、自分のアイデアや可能性を発揮できる仕事をしたいと考えています。
私たちの行く手を阻んでいるのものは、何でしょうか。それは無意味な業務や、エネルギーを消耗させる雑務です。ある研究によると、会社員はその勤務時間の 60% を、受信トレイの検索、メールへの対応、同僚との調整業務などのタスクに費やしていることがわかっています。無理もありません。今や、数え切れないほどのアプリ、ツール、デバイスを使い分けなければならないのです。時間の節約になるはずだったツールに、とことん時間を吸い取られるようになってしまったのです。これでは集中することはできず、無意味な作業に追われるばかりです。
Dropbox では、創造力は貴重なリソースであると考えています。現代ほど、創造力が求められる時代はなかったでしょう。大切なのは、多くの仕事をすることではなく、本当に重要な仕事に集中することです。このために、業務上の雑務を自動化する Dropbox スマート シンクやバージョン履歴などのツールを開発し、何にも邪魔されることなくチームが連携できる Dropbox Paper のような場所を作りました。人々が雑務から解放され、成長や充足が得られる仕事にもっと取り組めるようにしたいと考えています。
創業以来、Dropbox はより良い働き方を提唱し続けてきました。そして今、当社の本当のカラー(文字どおりの意味で)をお見せする時が来ました。当社の企業文化が持つ情熱や性格を表すため、カラー パレットには世界各地の Dropbox オフィスで使われているカラーをいくつか採用しました。
新しい Dropbox を世界中に披露できることを楽しみにしています。今後数週間で、当社のウェブサイトから製品まで、あらゆる場所で新しいデザインを目にすることになるでしょう。アメリカからイギリス、オーストラリアまで、グローバル規模で展開する広告キャンペーンで、当社のストーリーを共有する予定です。私たちは、現代の仕事文化にプラスの効果を生む、意味のある変化をもたらすことに情熱を傾け、世界中の創造力を解き放ちたいと考えています。
キャロリン・ファインスタイン