この数か月の間に、授業のオンライン化には多くの課題があることが明らかになりました。ただし、それを差し引いても、もっと簡単にコースのファイルを共有し、課題を提出できる方法はないものでしょうか。
多くの学生が、教員によってプロセスが異なることや、各コースの課題を整理して管理することの難しさを、いやというほど感じています。一方教員は、授業に使用するコンテンツの管理に時間がかかりすぎて、指導に集中することができません。
Dropbox では、この「仕事のための仕事」を減らすため、大学向けの学習管理システム(LMS)で高い市場シェアを誇る Canvas を生み出した企業 、Instructure とのパートナーシップを拡大しました。
学生や教員が Dropbox のコンテンツを Canvas のコースに組み込めるインテグレーションの開発を Instructure と連携して着手し、この度、皆様にお使いいただけるようになりました。そして、Instructureと連携して、学生や教員が Dropbox のコンテンツを Canvas のコースに組み込めるインテグレーションを開発しました。
この新しいインテグレーションは、学生にとって以下のような 3 つのメリットがあります。
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アプリの切り替え頻度を削減
すべての作業を Dropbox で行い、Canvas に直接アップロードできるので、2 つのアプリを何度も行き来する必要はありません。
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課題の提出 が 効率的
Dropbox でも Canvas でも、数回クリックするだけで課題を送信できます。
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共同作業を改善
Dropbox の共有フォルダを使って、他の学生と協力して課題に取り組み、最終ファイルを Canvas のコースに添付して提出できます。
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また Canvas を使用する教員には、以下の 3 つのメリットがあります。
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授業で使うコンテンツを一括管理
授業に使用するスライド、動画、予習用の課題を Dropbox でまとめて管理し、Canvas のコースに簡単に追加できます。学科で共有している教材を再利用して、復習コースを設定することもできます。
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コンテンツの共有 が 効率的
Canvas に設定した新しいコースに、学習用のリソースや授業計画など、各種資料を Dropbox から直接追加できます。
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シンプル な 課題の提出プロセス
学生からの課題の提出に Dropbox を使用できるので、課題の収集が簡単になります。
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Canvas のパートナーシップを担当するバイス プレジデント 、タラ・ ガンサー 氏は次のように語っています。
今、大学の運営陣は、一貫した方法で授業を行い、コースを管理できるツールを教員に提供することが求められています。これは世界共通の状況です。当社は Dropbox とのパートナーシップの下、技術革新と機能の開発に引き続き全力で取り組み、必要とされる授業環境を適切に提供していきます。
Dropbox は、質の高い教育を提供する際の問題を少しでも取り除けるよう、Canvas チームと連携できたことを嬉しく思います。まずは、 App Center から Dropbox と Canvas をリンクしてください。Dropbox Business の 管理コンソール からリンクすることも可能です。
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最後になりましたが、キャンパスでの対面授業が再開する方も、引き続きリモート授業の方も、皆様が安心 して 安全 に 新学期を迎えられることをお祈りいたします。
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