Dropbox、DBX Platform のリリースにより開発者とパートナー向けの取り組みを強化

  • 1 日の API コール数 20 億以上、主要アプリケーションやツールへの連携機能を構築する開発者 50 万人超という、新たなマイルストーンを達成
  • 共同作業とワークフローのための新 API により開発能力を強化。Atlassian、Autodesk、Microsoft の主要製品との新たな連携により統合の幅が拡大
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サンフランシスコ(2017 年 9 月 20 日)
本日 Dropbox は、開発者やパートナー向けの機能強化として、Dropbox を基盤に新たな機能を構築するための API と開発ツールを組み合わせた DBX Platform をリリースすると発表しました。この DBX Platform は、新たにリリースされた API 機能や、Atlassian Jira Software、Autodesk AutoCAD、Microsoft Outlook との連携機能を含むプラットフォームで、Dropbox と主要な生産性ツールが連携できるようになります。

さらに Dropbox の発表によると、毎日の API コール数は 20 億を超えており、50 万人以上の開発者が DBX Platform でアプリケーションとサービスを構築し、あらゆる規模の企業に提供しています。エンドユーザーの連携ソリューションの利用率がこれを後押ししており、連携を通じてサードパーティのソリューションを利用しているチームは 75% を超えています。

Dropbox エコシステム/開発プラットフォーム担当部長のロス・パイパーは、次のように述べています。「新しい生産性ツールの登場により、共同作業のあり方は変わりました。しかし同時に、透明性が低下し、余分な時間がかかるという悪影響も生じています。DBX Platform は、あらゆる規模のチームや企業の橋渡しをするプラットフォームです。革新的な優れた能力を開発者に与え、パートナーのエコシステムを強化することで、使い慣れたツールを作業に利用できるようになり、Dropbox でチームの共同作業をさらに効率化することができます」

DBX Platform のパートナー エコシステムを強化

主要な生産性ツールとの架け橋として DBX Platform を活用しているチームを引き続きサポートするため、Atlassian Jira Software との統合機能が本日から利用できるようになりました。また、Microsoft Outlook メール サービスで新しいアドインを利用できる先行アクセスプログラムへの登録も開始しました。さらに、Autodesk との新たな連携機能も近日提供されます。AutoCAD デスクトップ アプリケーションで Dropbox のコンテンツを直接操作できるようになり、AutoCAD および A360モバイルアプリケーションと Dropbox の連携がさらに強化されます。これらの連携により、Dropbox の中核である同期と共同作業のための機能は、各パートナーのパワフルで拡張性に優れた機能と統合されます。そして、Adobe、DocuSign、Facebook、Google、Salesforce、Slack など、既存の DBX Platform パートナーによる層の厚いエコシステムがパートナーの追加によって強化され、今後も拡大し続けることになります。

DBX Platform を基盤とする新たな API 機能と拡張機能

Dropbox は、DBX Platform の成長と規模拡大に重要な役割を果たしている開発者とともに、最近 3 つの新しい API をリリースし、エンドポイントの幅をさらに広げました。今回以下 3 つのツールが新たに無料で一般公開されます。

新しい Metadata API
サードパーティ製アプリケーションから Dropbox のファイルにカスタム メタデータ ラベルと値を割り当てられるようにするツールで、情報をより簡単に検索できるようになります。

新しい File Requests API
ファイル リクエストの作成を自動化して、リクエストを他のワークフローに埋め込むことができるツールです。この新しいエンドポイントにより、Dropbox で幅広く利用されている、簡単なリンクによって他のユーザーからファイルや画像を収集する機能がさらに強化されます。

最近リリースされた Paper API
Paper との連携機能をサードパーティ製アプリケーションに直接組み込むことができます。ドキュメントの作成や編集もできるようになりました。さらに、Paper に新しいデザイン ツールが統合され、InVision と Figma ファイルの埋め込み、Trello ボードの表示、Sketch ファイルのプレビューが可能になりました。

新たにリリースされたこれらの API は、プラットフォームの利便性と一貫性を向上するために 2015 年に初めて登場した Dropbox API V2 を基盤に構築されています。Dropbox では、今年中に Chooser および Saver Drop-In の UI とパフォーマンスの強化も予定しています。

DBX Platform に関するパートナーと顧客の動向

Atlassian 社エコシステム担当部長のマックス・マンチーニ氏は、次のように述べています。「Atlassian は長年 Dropbox と緊密に連携しています。最初に Hipchat に連携機能を加え、最近では Jira プロジェクト管理プラットフォームに統合しました。こうした連携を通じ、Atlassian Marketplace のスケールを利用して Dropbox の機能を拡張し、お客様にさらに大きな価値を提供できるのは非常に喜ばしいことです」

Autodesk 社パートナー開発担当シニア ディレクターのジム・クアンチ氏は、次のように述べています。「クラウドは設計者とエンジニアの共同作業のあり方を変えようとしています。Dropbox と技術提携することで、AutoCAD などの Autodesk のデスクトップ設計/エンジニアリング ツールが強化され、チームのデザインとクリエイティブの幅が大きく広がります。Dropbox と Autodesk の共通のお客様は、繰り返しの作業をすばやく行い、変更内容をより多くの関係者と共有して連絡を取り合い、短時間で素晴らしいデザインを作成できるようになりました」

Dropboxについて

Dropboxは、使いやすいコラボレーションツールや非常に高速かつ信頼性の高いファイル同期プラットフォームにより、5億を超える登録ユーザーの共有の場となっています。中小企業から大企業まで、チームワークの改善をサポートします。
詳細は、 https://www.dropbox.com/news をご覧ください。