Dropbox Japan 株式会社は、2019 年 9 月 13 日 (水)、Google東京オフィスのセミナールームにおいて、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社とSB C&S株式会社と共催で「G Suite と Dropbox で実現する働き方改革セミナー」を開催いたしました。当日は多くのお客様にお集まりいただき、Google とDropbox から両社の最新ソリューションをご紹介するとともに、両社のユーザーである株式会社ミクシィ様より、同社の働き方改革に対する取り組みについてお話しいただきました。
目次
1. DropboxとGoogleの連携を国内初披露
セミナーの冒頭、Dropbox Japan 株式会社ビジネスディベロップメントリードの佐野 健より、今回のセミナー開催の経緯について説明しました。本年4月の米国 Google Cloud Next ’19 で発表させていただいたとおり、G SuiteのファイルをDropboxのクラウドストレージに保存できできるようになりました。今回のセミナーは、本連携を日本のお客様への初披露するとの位置づけでGoogle東京オフィスのセミナールームをお借りして開催させていただく運びとなりました。
2. チームの力を最大化するG Suite
続いてグーグル・クラウド・ジャパン合同会社、アカウントエグゼクティブの永田 ひとみ様より「 G Suite で 実現する次世代の働き方」と題してご講演いただきました。
セッションでは、 Google の「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」というミッションについてご紹介いただいたあと、それを体現するサービスの一つでもある G Suiteについてご紹介いただきました。具体的には、G Suiteを導入されている企業の事例ビデオの上映や、G Suite に含まれるスプレッドシートや Hangouts のライブデモなどを通じて、とてもわかりやすく G Suite の魅力をご説明をいただきました。
最後にG Suiteというツールを通じて組織やチームの生産性すなわち「力」を最大化することができるという話で締めくくられました。
3. Dropboxで実現する働き方改革
Dropbox Japan 株式会社ジャパンマーケティングリードの上原 正太郎からは「これ欲しかった!が満載 「新しい Dropbox」のご紹介」と題して G Suite との連携を含め、Dropbox の最新機能をご紹介しました。セッションでは、まず日本における企業の従業員の生産性の実態について、実際の仕事に費やされている時間が31%に対して、仕事のための調整と作業という、いわゆる「仕事のための仕事」に61%の時間が費やされているなど、大きな課題があることが紹介されました。そして、Dropbox が「仕事のための仕事」を最小限にするための新しいデスクトップアプリを紹介しました。
最後に、Dropbox の生産性向上を体現するデモを G Suite との連携を交えて実施し、来場者の皆様に使用感をご体感いただきました。
4. ミクシィ様の働き方改革の取り組み
セッションの最後は、ミクシィ株式会社はたらく環境室の阿部 翔様より「G Suite と Dropbox を活用したミクシィの”はたらく環境”」と題してご講演いただきました。同社では、G Suite と Dropbox に加え、 Slack や Zendesk などさまざまなソリューションを組み合わせて社内システムを構築されているとのこと。G Suite は、社内で業務利用するメールやストレージ、ドキュメント編集などのワークスペースを集約して利用、一方、Dropbox は、アニメ制作のシナリオやムービー等といった大容量データの外部とのコラボレーションツールとしてご活用いただいている、とお話いただきました。シャドーITが横行するなかで、情報漏えい対策として Dropbox を導入したが、すでにコンシューマーに広く利用されたソリューションだったため、社員にもスムーズに受け入れていただけた、との話でした。最後に両製品に対する今後期待したいことについてお話をいただいて、講演を締めくくられました。