情熱あふれるデザイナーが生み出した世界的なモーション デザイン トレンド

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2017 年にパリで開催された Motion Plus Design でのクック・イウォ氏とチーム

ムービング イメージに魅了されたクック・イウォ氏は、これまでに映画「サイレント ヒル」(2006 年)、「RBG」(2018 年)などのタイトル シーンを手がけてきたモーション デザイナーです。イウォ氏はかつて写真という静の世界に足を踏み入れたことがありますが、すぐに自分の情熱、そして生まれながらの才能は、活気あるモーション デザインにあると悟りました。イウォ氏は映画界の大物たちと仕事をし、その特殊性を世に知らしめる動画を制作し、業界の一大グローバル イベントである「Motion Plus Design」を立ち上げました。私たちはイウォ氏と話をする機会を得て、キャリアの出発点や、国際的なデザイン イベントをゼロからつくりあげるに至った動機などをお聞きしました。

「自分のスタイルを他の人の世界に持ち込むのでなく、相手の世界を理解して自分が順応することが重要です。」- クック・イウォ氏

大きな転機

イウォ氏の最初の主要プロジェクトは、ビデオ ゲームを映画化したクリストフ・ガンズ監督のホラー作品「サイレント ヒル」(2006 年)のオープニング タイトルとエンディング タイトルのデザインでした。イウォ氏はそのエンド クレジットで、しみが付いたような白黒写真を多用し、震えるように揺れる手書きのテキストを取り入れました。その作品は映画に完璧な余韻を与え、観客に得体のしれない恐怖というある種の満足感をもたらしました。さらにイウォ氏は、ギレルモ・デル・トロ監督、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督、セドリック・クラピッシュ監督などと仕事をし、その後の 10 年間で 30 作品以上のタイトルを制作しました。

「アメリカとカナダで多くの扉が開かれました。」イウォ氏は「サイレント ヒル」を回想して、そう語っています。イウォ氏によると、成功の鍵の 1 つは、作品そのものを本当に理解して、その作品にマッチしたタイトル シーンを作成したことでした。「映画監督がつくる世界に自分を合わせるようにしています」とイウォ氏。今日まで、彼は新世代のタイトル デザイナーたちに同様のアドバイスを続けています。「自分のスタイルを他の人の世界に持ち込むのでなく、相手の世界を理解して自分が順応することが重要です。」

モーション デザインの定義

数年のキャリアで成功を収めた後も、イウォ氏は、この広い世界で自分の仕事を端的に説明することに苦心していました。すでに多くの人がアニメーション グラフィック デザインの仕事をしていましたが、その話をするうえで共通の言葉がなかったのです。このため、なかなかテクニックを話し合ったり、他の新鋭アーティストと出会ったり、新たなデザイナーの感性を刺激するといったことができませんでした。「私たちが話している内容を、聞いている人が本当に理解できるように、正確な定義をつくる必要がありました。」

「常に世界中のさまざまな人と、異なるタイム ゾーンで仕事をしている私たちのチームにとって、Dropbox は必要不可欠なツールです。」- クック・イウォ氏

最初に考えたのは、モーション デザインの博物館をつくることでした。しかし、この考えはすぐにデジタル アウトレットの「動画」に取って代わりました。その結果完成したのが、「What is Motion Design?」という動画です。この 9.5 分の動画は、過去のデザイナーの作品を用いて、モーション デザインの歴史、技術、感性の概要を簡潔に表現しています。「公開するとすぐに、この動画は大成功しました。13 言語に翻訳され、現在も Google に「what is motion design?」(モーション デザインとは)と入力すると最初に表示されます。

イウォ氏は、この動画が、個人レベルでも、一般の業界レベルでも、多くのモーション デザイナーの役に立ったと述べています。「モーション デザインのアーティストは、自分の仕事を母親に説明できるようになりました。この動画を通じて、モーション デザインは世界中の多くの学生にも知られたようです。」

新たなモーション デザイナーの感性を刺激


2017 年にパリで開催された Motion Plus Design でプレゼンテーションを見る観客

2015 年、イウォ氏は、ローナン・ギットン氏とタッグを組み、パリでモーション デザイン初のイベントを開催しました。このイベント(現在は Motion Plus Design’s Meet-Up と呼ばれています)の人気は年々高まっています。今年の東京のイベントは、参加者が 800 人とみられています。さらに、今後サンフランシスコや上海での開催も計画されています。

イウォ氏は、このイベントの計画プロセスを「ミリオン レベルの細かさ」と語っています。「各イベントの 6 か月前に準備を始めるので、これで 1 年中大忙しです。私たちは、アートの方向性、計画、予算のすべてが正確であり、観客、スピーカー、スポンサーが良好な状態で体験を楽しめるように細心の注意を払っています。」

「イメージやテキストをとても簡単に統合できるので Dropbox Paper をよく使用しています。おかげで、時間を大幅に節約できます。」- クック・イウォ氏

Motion Plus Design チームでは、全員が同じページで作業するために Dropbox を使用しています。「常に世界中のさまざまな人と、異なるタイム ゾーンで仕事をしている私たちのチームにとって、Dropbox は必要不可欠なツールです。ドキュメント、フィルム、リール、送り状、航空券などをすべて同じイベントの Dropbox に保存しておくことで、簡単に共有できます。また、移動が多い私たちも、スマートフォンやノート パソコンを使って必要なファイルをいつでもすぐに表示することができます。Dropbox がなければ、どうやってこの巨大プロジェクトを成功させればよいのかわかりません。」

モーション デザインに Dropbox を活用

今日のモーション デザイナーは、日常的にディレクターや編集者とファイルを交換しながら、迅速に共同作業を行う必要があります。「最新作は、ジュリー・コーエンとベッツィー・ウェストの共同監督によるドキュメンタリーの「RBG」です」と、イウォ氏は 2018 年サンダンス映画祭に出品された自身の作品について語りました。「5 月 4 日にアメリカの映画館で公開されました。パリ チームと私は、パリで全作業を行い、レンダリングしたファイルを Dropbox フォルダに保存しました。それだけで、(映画の編集者は)すぐにデータを統合できました。」

イウォ氏は、Dropbox Paper も便利なツールだと感じています。「イメージやテキストをとても簡単に統合できるので、Dropbox Paper をよく使用しています。たとえば、スポンサー用の資料に Paper を使っています。これで、スポンサーは、こちらの PR 計画、プリントやコミュニケーションでのロゴの使い方をすべて正確に確認できます。全員でファイルの参照やコメントの共有などができるので、時間を大幅に節約できました。」

Motion Plus Design は 6 月 2 日に東京で開催され、多数のモーション デザイナーたちの最新作が紹介されます。

こちらの動画では、複数のモーション デザイナーが創作プロセスにおいて Dropbox Paper を使用し、ムード ボード、ファイル、レンダリングを共有する様子をご覧いただけます。

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