Dim Mak Records の創業者にして起業家であり、2 度のグラミー賞ノミネートを誇る、世界的にも有名なプロデューサー/DJ。それが、スティーヴ・アオキ氏です。今も北米トップクラスのダンス アーティストとして、多忙な日々を送っています。最近では、リル・ウージー・ヴァート、ボック・ネロ、T-Pain、2Chainz、グッチ・メインなどのアーティストともコラボレーションを行っています。
現代の音楽業界ではコラボレーションが盛んになっており、アオキ氏もスタジオ外での作業が増えています。さまざまな場所でバックグラウンドが異なる人々と協力することで、インスピレーションが刺激され、それが創造力の源となっているのです。
「私にとってスタジオの外は、いつでも新しい環境であり、さまざまな刺激が得られます。いろいろなプロデューサーに出会うことで生まれた音楽は、たくさんあります。部屋にこもってばかりいたら、そうはならなかったでしょう。」とアオキ氏は語ります。
彼の最新アルバムである KOLONY では、これまでに関わったことのなかったアーティストたちとの新たなコラボレーションを通じて、インスピレーションを得たそうです。
「KOLONY を制作するにあたり、これまでの自分のやり方にとらわれることなく、アーティストとしての新たな可能性を見出そうとしました。」
そうアオキ氏が述べるとおり、このアルバムを生み出す力はスタジオの外にありました。
「今回は、新しい音楽を生み出すこと、これまでとは違う、もっと驚きに満ちたものを作ることを重視しました。そのためには音楽づくりの手法そのものを変える必要があり、魔法的な何かを期待したのです。」
アオキ氏はデジタル制作とコラボレーションのパイオニアとして、仕事でもプライベートでもさまざまなテクノロジーを活用し、自分のビジョンを形にしています。
「もはや、スタジオに 24 時間 365 日こもって作業する時代ではありません。すべての素材を Dropbox にアップロードしておくことで、世界中どこからでも自分のファイルやセッションを共有できるようにしています。これで必要なことは全部できるのです。」
DJ スティーヴ・アオキ氏へのインタビューについては、以下の動画をご覧ください。