Dropbox Advancedプランに関するアップデート

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2023年 8 月 25 日 – このたび、Dropbox Advanced プランは、容量課金制のストレージポリシーに移行することとなりました。現段階でほとんどのお客様に追加のアクションは不要です。これまでのストレージを最大 5 年間、追加料金なしで保持できます。詳細は以下をご覧ください。

Dropbox Advanced プランは企業での利用を想定して設計されているため、チームの拡大に伴うストレージ拡張に関する懸念を軽減します。このプランをご利用いただくことで、必要に応じたストレージに加えて、高度な管理機能、監査、セキュリティ、統合機能が提供されています。ビジネスにおいてはさまざまなストレージのニーズがある中で、弊社の「必要なだけのスペース(を提供する)」というポリシーが、ストレージ利用量に関する一定の不均衡をもたらすことを理解しています。そして、私たちはお客様に、最も重要な業務に Dropbox をご利用いただくようお勧めしています。

しかしながら、昨今、 Advanced プランのサブスクリプションを購入するお客様の中には、ビジネスや組織を運営するためではなく、暗号通貨や仮想通貨の Chia マイニングなどの目的でストレージをご利用いただくケースが増えてきました。個人がストレージをプールして個人用途で使用したり、ストレージの転売を行う事例さえも見受けられます。そして、こうした動向は、最近他のサービスがサービスのポリシー変更を行った影響で、急増しています。こうしたお客様は、真のビジネス利用顧客の何千倍ものストレージを消費することが多いため、結果としてすべてのお客様に信頼性の低いエクスペリエンスをもたらす可能性があります。重要なことですが、私たちの Advanced のポリシーは、正当なビジネスや組織を運営するための必要なだけのストレージを提供することであり、あらゆるユースケースに対して無制限のストレージを提供するものではありません。

私たちは乱用行動は禁止していますが、Advanced プラン内の「許容可能」なユースケースと「許容できない」ユースケースの長いリストを維持することは、持続可能な解決策ではなく、これらのポリシーの執行が困難となる可能性があります。そこでこのたび「必要なだけのスペース」というポリシーを廃止し、容量課金モデルに移行することとなりました。お客様にとってこの移行をできるだけスムーズに行われるよう尽力します。

本日より、3 つのアクティブライセンスを持つ Dropbox Advanced プランのお客様は、チームで共有される 15TB のストレージスペースを受け取ることができます。これは、約 1 億ドキュメント、400 万枚の写真、または 7500 時間の HD ビデオを保存するのに十分なスペースです。追加のアクティブライセンスごとに 5TB のストレージが提供されます。

私たちは、世界中のすべてのお客様に最高のエクスペリエンスを提供し、新しいプランへの移行サポートに責任を持って取り組んでいきます。Advanced プランの詳細は、ヘルプセンターをご覧ください。

*アクティブユーザーとは、定期的にログインし、Dropbox アカウントを使用するお客様のことを指します。

*追加のアクティブライセンスは、新しいチームメンバー用のライセンスであり、単に追加のチームストレージ用に使用することはできません。Dropbox Advanced プランで提供されるものを超える追加スペースには、ストレージアドオンが必要です。

*新しい Dropbox Advanced プランは、総合計 1,000TB の上限が設定されています。これにはストレージアドオンの購入も含まれます。

以上

本ブログは、2023 年 8 月 24 日(米太平洋時間)に公開された内容を翻訳したものです。