Dropbox Paper が「2018 年度グッドデザイン賞」を受賞

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2018 年 10 月 3 日 Dropbox Japan 株式会社の Dropbox Paper は使いやすさと機能性が高く評価され、このたび 2018 年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本 デザイン振興会)を受賞しました。
Dropbox Paper はウェブネイティブな現代ワーカーを意識し、作業の本質である思考への集中、アイデアの表現に重点をおき、不要な機能を限りなく削ぎ落としたミニマルなデザインとなっています。スタンプや絵文字、アプリ/ブラウザ通知機能がヒューマンタッチなコミュニケーションを実現し、共同作業をより促進させるデザインとなっている新しい形のワークスペースです。
近代社会では、様々なツールを駆使して行われる情報のやり取りを最終的にこの『紙』に落とし込む、もしくはこの一枚の紙からスタートすることによって、常に最新の情報にアクセスが可能な場所を提供します。

製品名称:Dropbox Paper

分類:一般・公共用アプリケーション・ソフトウェア

設計思想

“Less is more” 作業の本質である、思考に集中できるデザインです。物理的な『紙』を設計思想における継続的なインスピレーションとしています。
Dropbox 社創業者である Drew Houston は常に物理的な体験をどうデジタル化できるか、から着想してきました。例えば物理的なUSBデバイスやその他記憶デバイスをクラウド化し、そこに存在した様々な制約(故障、紛失、容量制限など)から利用者を解き放つのもその一つです。 物理的な紙は非常に柔軟です。何かを書いては、時にはすぐ捨てられ、時には永久保存され、それがフォーマルであったりインフォーマルであったり。文章を書く、絵を描く、情報を集約するなど、紙は常に柔軟な形で様々なアイデアを表現するために利用されてきました。Dropbox Paper は、紙と同じように柔軟であり、利用する人々にインスピレーションを与える場となるように願って設計されました。

ここ数年、様々な優れた生産性向上ツールが誕生しました。しかし”Work for Work”、仕事のための仕事、もまだ多く存在することも事実です。例えば、企画書やデザイン素案など、一度凍結(Zip化)し、メールに添付、そこに挨拶の常套句を添えて送信する。受信者はメールを開き、ファイルをダウンロード&解凍し、そのファイルにコメントをして、再び同じプロセスで送信者に送り返す。そのやり取りが複数回行われ、最新版がどれか分からなくなる。また、コミュニケーションツールではその情報が次々と流されていきます。これらの Work for Work を取り除き、人々がツールに合わせて働き方を変えるのではなく、ツールが人々の働き方に自然とフィットすることを設計思想の中心に置いています。 Dropbox Paper は表面的にはシンプルです。しかし、人々が使っていくうちに可能性は無限大に広がっていきます。

開発担当

プロデューサー: カヴィタ ラダクリシュナン (グループプロダクトマネージャー) 
ディレクター: カート ヴァーナー (デザインディレクター) 
デザイナー: デイヴィッド スティネッティ (デザイナー) 

審査委員の評価

複数の人が同時に同じ画面を見ながら作業を進める協働作業用プラットフォームはGoogle docなど他にもあるが、本製品のUI/UXデザインは、きわめてシンプルに、かつ美しく整理されており、その質の高さを評価した。紙にさまざまなものを貼り付ける感覚の簡単な操作で、画像、テキスト、映像、音声、URLなどを画面に貼り付けて作業が進められるので、多くの人がストレスなく使い方を理解し作業に集中できるデザインとなっている。

受賞祝福のコメント

Paperは打ち合わせのメモから講義などのプレゼンテーションにも日常的に使用しているので、Dropboxの製品群の中で、中心的な思想である「チーム」を具現化したプロダクトであるPaperが受賞されたことが個人的にも嬉しいです。シンプルで、構造的にもエレガントなエディタであることは多く評価されていると思いますが、個人的にはモバイル版のヘッダに表示される要素が「記事のタイトル」ではなく「ドキュメントに参加しているメンバーのアイコン」であることに深い感銘を受けました。限られた面積だからこそ、こうしたところに基本コンセプトが浸透できているかが出てくるのだと思います。そうしたマインドに触れていられると、安心して使い続けていけそうな気がしています。人柄が見えるツールは良いですね。改めてチームのみなさま、おめでとうございました。

ー日本デザインセンター 有馬トモユキ氏

グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
http://www.g-mark.org/award/describe/48154?token=y0tnza7ory&locale=ja

Dropbox Paper ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.dropbox.com/paper

「私の選んだ一品 2018年展」展示対象にも選出

本年度グッドデザイン賞の審査を務めた86名の審査委員が、個人的に気に入ったデザインをひとり一点選んだ「私の選んだ一品2018」展での展示対象に選ばれました。
建築家など多彩な領域の第一線で活躍する審査委員のパーソナルな目線で選ばれた数々のデザインの一品として展示されています。ぜひご覧ください。会期中無休、入場無料です。

「私の選んだ一品2018展~2018年度グッドデザイン賞審査委員セレクション」

会期:10月3日(水)から11月4日(日)

会場:GOOD DESIGN Marunouchi

長年google docsを使ってきた身としては、オンラインテキストエディタを別のものに乗り換えることは全く想像していなかった。機能過多から脱却し、本当に必要な機能がわかりやすく丁寧にデザインされているところが、書きやすいペンのようにいまの自分の仕事スタイルにフィットしてます。

ーグッドデザイン賞審査員 ドミニク・チェン氏による受賞対象に対する感想

グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」に出展

本年 10 月 31 日(水)から 5 日間にわたり、東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件 が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」において、Dropbox Paper が特別展示で紹介されます。 PC、タブレット、スマートフォンで実際に触れらる機会です。

 

GOOD DESIGN EXHIBITION 2018

2018 年度グッドデザイン賞受賞展

会期:10 月 31 日(水)~11 月 4 日(日)

会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)

 
グッドデザイン賞とは

1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーシ ョンの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上 を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。 受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

 

Dropbox Paper の各種写真・動画データを用意しています。
下記お問い合わせ先までご請求ください。

Dropbox Japan 株式会社 マーケティング部 担当:上原 正太郎
TEL:03-4510-0421 E-mail:japan@dropbox.com

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