
昨年の秋、Dropbox は、一元的な場所から作品を披露し、反応を追跡できる新しい方法として、Dropbox Showcase をリリースしました。この機能は当初、Professional プランの個人ユーザーと、先行アクセス プログラムをご利用の Business ユーザーの方に提供されていました。本日より、Dropbox Business の Advanced と Enterprise のすべてのお客様に、この機能の提供を開始します。さらに、Showcase をもっと簡単に作成、カスタマイズ、管理するための新機能も追加しました。
この数か月間、先行アクセス プログラムをご利用いただいている Dropbox Business ユーザーの方々から Showcase に対するフィードバックを多数いただいてきました。こうしたご意見を踏まえて Showcase をさらに強化し、チーム管理者や Showcase の作成者向けの新機能を導入することができました。
管理者向けの高度な管理機能
Dropbox Business の Advanced と Enterprise のお客様にも Showcase を提供する上で、管理者に必要な機能を導入することは最優先事項でした。管理者は新たに、チーム規模での設定が可能になりました。Showcase 機能のオン/オフ、外部との共有可否、Showcase を共有するユーザーのデフォルトでのダウンロード許可などのオプションが用意されています。アクティビティ ログでは、Showcase の詳しい利用状況を確認することもできます。
Showcase 作成者向けの改善
Showcase に追加された新たな機能で、よりシンプルかつ効果的な方法で作品の共有ができるようになります。新たに追加された機能は次のとおりです。
- ダウンロード ボタン:閲覧者にはダウンロード ボタンが表示されるようになりました。このボタンをクリックすると、Showcase に含まれるすべてのファイルをまとめた ZIP ファイルをダウンロードできます。個々のファイルを選んでダウンロードする手間が省けるため、たくさんの最終成果物をクライアントに納品する際に非常に便利です。
- セクション ヘッダー:テキスト ボックスを挿入して個々のセクションを区切れるようになったので、ストーリーをより魅力的に伝えられるようになります。
- ドラッグ & ドロップによるアップロード:コンピュータからファイルをドラッグ & ドロップするだけで、Showcase にファイルを簡単に追加できるようになりました。ドロップされたファイルは、保管のために Dropbox 内の「Showcase uploads」フォルダにもコピーされます。
- Showcase のコピー:コピー機能を使って、既存の Showcase を再利用することができます。同じプレゼンテーションを別のオーディエンスに送付する場合や、1 つの Showcase を新規作成用のテンプレートとして使う場合に最適です。
- プレビュー機能:Showcase が完成したら、共有する前に意図したとおりに表示されることを確認する必要があります。新しい「プレビュー」ボタンを押すと、クライアントなどの共有相手にどう表示されるかを確認でき、デスクトップ表示とモバイル表示のオプションも選べます。
Showcase の上記新機能は本日より、Dropbox Business の Advanced と Enterprise の全チームに提供されます。Showcase の作成者向け新機能は、Dropbox Professional のお客様も利用できます。チームの Showcase 設定を管理する方法について詳しくは、管理コンソールにアクセスしてください。Showcase をまだ作成したことがない場合は、ぜひ Showcase の作成をお試しください。