Dropbox 創業 10 周年記念:現在も残る職場のトレンド 10 選

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2007 年の創業以来、皆様のおかげで Dropbox は順調な発展・成長を遂げることができております。この節目の年を記念し、これまでのエキサイティングな 10 年を一連の記事にまとめて振り返ることにしました。これまでの出来事を回想し、ちょっとしたエピソードを披露し、業界がどのように変化したのか思い返してみたいと思います。ぜひおつきあいください。

仕事の世界にも流行はつきものです。過去にはランニング マシーン付きのデスクやお昼寝用のスリープ ポッドなどが登場しましたが、中にはいつまでも消えずに残っているトレンドもあります。ここでは、Dropbox の誕生以降に登場し、現在も職場のトレンドとなっているものを 10 個挙げてみます。

1. 在宅勤務

ビデオ会議やファイル共有が今のように簡単にできなかった時代、仕事はオフィスでするのが絶対でした。しかし今日では、かつてないほど多くの人が自宅で仕事を行い、高い成果をあげています。

2. 24 時間労働

9 時から 5 時と言われた勤務体系も、今では大きく変わってきました。多くの社員が勤務時間にとらわれずに、隙間をぬって複数のプロジェクトに取り組んでいます。このトレンドがなくなる気配は今のところありません。

3. フリーランス経済

専門技術に特化した労働者と柔軟性のあるツールがマッチしたことで、契約社員の雇用が生まれ、フリーランサーが激増しています。そうした契約社員は 2005 年から 2015 年の間に約 1,000 万人も増加しており、この「非正規雇用が多い労働市場」は今後も続きそうです。

4. マインドフルネスとメンタル ヘルス

数十年前には、感情を内に秘めておくことは職場での暗黙のルールでした。しかし今日では、楽しく精神的に健全な職場であれば、創造力や生産性が高まり、最終的には業績が向上すると、多くの社員が実感しています。

5. グローバルな仕事環境

世界中で簡単に人材を見つけられるようになりました。大きな成功を収めている企業はそのメリットをうまく生かしています。国際的なオフィスを構える企業は、より迅速に拡張でき、社員の多様性を実現できます。また、さまざまなスキルがあることで、企業はコミュニティとつながりやすくなります。

6. アプリの増大

チャット、分析、メモ、ビデオ会議など、あらゆることをアプリでできるようになり、職場では特定のタスクを処理するための専門アプリが多数実行されています。このトレンドは有益でもありますが、あまりの数の多さに圧倒されてしまうところもあります。

7. キャリア開発が最重要

新卒社員はこの先応用できるスキルを学びたいと考えています。学んでいなければ、今の仕事に不安を覚えるばかりです。企業は、社員が安心して仕事を続けられるように、今後も業務を通じてスキル アップの機会を提供していく必要があります。

8. 数字に基づくマーケティング

かつての広告業界は、直感 1 つで 100 万ドルの広告キャンペーンを手掛けることもありました。現在は、複数のツールで計算をしたうえで、データに基づく合理的な見解を示すことができます。

9. ストーリーを伝えるブランド

企業は、専門知識や業界の知識の価値を知り、文章やビデオ、あるいはポッドキャストやセミナーなど、あらゆる形態で自社のストーリーを伝えるようになっています。これは効果的なマーケティング ツールというだけではなく、会話の糸口や業界内の互いの学びを共有するという点でも重要なアプローチです。

10. 雑務の低減

メール チェック、ミーティングのスケジュール調整、人員の調整などの雑務に追われ、クリエイティブな仕事にはなかなか手が回らない。これが一昔前の定番でした。しかし、コラボレーションの向上、ツールの強化、単独作業の低減によって、社員は、忙しいだけの単純な作業を大幅に減らし、より重要なプロジェクトに力を注げるようになっています。