かつてない危機的状況の中でビジネスを継続するための Dropbox の取り組みについて

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響が世界中に広がる中、お客様にはかつてないほど多くの機会で Dropbox をご活用いただくようになりました。こうしたお客様を支えるため、私たちは、世界中の働く人々が常につながっていられるように全力で取り組んでいます。

本稿では、この未曾有の状況において、Dropbox が自社のサービスとサポートを平時と変わらず継続するために、どれほど強固なインフラストラクチャを構築しているかをご紹介したいと思います。

なお Dropbox では、社員とコミュニティの安全に配慮し、全世界のオフィスに在宅勤務を指示するとともに、新型コロナウイルス感染症と戦う非営利団体の皆様に支援を提供しています。

Dropbox の機能は完全に維持されており、平時と同じパフォーマンスとサービスが提供されています。

先行き不透明で緊張を強いられる中、Dropbox のお客様は、リモート ワークを支える信頼性の高いツールを求めています。これは、HelloSign などの製品やサービスについても同じです。信頼性は、Dropbox にとって最も優先すべき事柄の 1 つであり、サービスを安定して提供するために広範囲にわたる対策を講じています。Dropbox は、現在の危機的状況にあっても、サービスを継続的に提供できる万全の体制を整えています。

  • ビジネスの継続性に関する規格である ISO 22301 に準拠して体系化された堅牢なプロセスを構築し、計画どおりに運用しています。
  • データセンターの人員と運用体制は今後も維持されます。データセンターは公益設備、つまり社会に不可欠なサービスであると考えており、体制の変更は見込んでいません。
  • 計画についての予測を見直し、サプライ チェーンに問題が生じても拡張性に影響が生じないことを確認しています。
  • 予測よりも高い成長率と需要モデルに対応できるだけの体制を整えています。
  • HelloSign のカスタマー サポート チームとテクニカル サポート チームについてもこれまでどおりの人員を維持し、お客様をサポートできる体制を整えています。

社員が各地に分散して仕事をしながら、事業を通常どおり継続できる体制に移行しました。

Dropbox サービスの信頼性を保つ鍵となるのは、困難な時期にあっても社員が通常どおり仕事をできるようにすることです。そのため Dropbox では、社員が円滑にリモート ワークに移行できるよう支援する体制を整えています。また、重要なビジネス機能の維持に欠かせない特定業務を行うためにオンサイトで勤務する社員に対しては、その安全性に最大限配慮しながら、適切な予防策を講じるように呼びかけています。

  • 社員は、Dropbox、Dropbox Paper、Zoom、Slack を利用して情報を共有しながら業務を行い、平時と同じようにサービスを提供できるようにしています。
  • Dropbox が社内で使用しているソフトウェア ツールのほとんどは SaaS ベースであり、VPN への依存度は高くありません。しかし、VPN でのアクセスが必要な社内のリソースやシステムについても、良好なパフォーマンスと信頼性を維持しています。
  • リモート ワーク環境下ではコミュニケーションが一層重要となるため、全社会議と対話会議については、ストリーミング機能を増強してオンラインで継続する予定です。

新型コロナウイルス感染症と戦う NPO や NGO の皆様を支援します。

新型コロナウイルス感染症の拡大阻止に取り組む非営利団体や非政府団体の皆様は、不安を抱えながら対応に追われていることと思います。そのため Dropbox では、この危機に取り組む方々に次の支援を提供しています。

  • 新型コロナウイルス感染症対策に取り組む非営利団体と非政府団体の皆様に、Dropbox Business と HelloSign Enterprise を 3 か月間無料で提供します。
  • 感染拡大阻止や、影響下にある人々への救済に従事する非営利団体または非政府団体の方は、こちらからお申し込みください。

Dropbox を活用して、どこからでも仕事ができる環境を構築する方法については、こちらをご覧ください。

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