これをお読みの方の中には、パソコンやスマホの容量がいっぱいになってしまい、写真やファイルの保存ができないと悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合、オンラインストレージのご利用がオススメです。
オンラインストレージに大容量の写真や動画などのデータを保存することによって、自分のデバイス内に保存しておかなければならないデータ量を減らすことができるので、結果としてご自身のデバイスの容量に余裕ができます。
また、サイズの制限によってメールなどに貼付できないファイルも、オンラインストレージを利用して簡単に送付することも可能です。
今回は様々な大容量オンラインストレージサービスの中から、それぞれの特徴に合せて厳選した 10 サービスを紹介していきます。
ご自身のデバイスの容量がいっぱいになってしまっていたり、大容量のファイルを送受信したい方のご参考になれば幸いです。
目次
1.データのバックアップ、転送、共同作業をしたい時!オンラインストレージサービス5選
2.データのバックアップをしたい時!オンラインストレージサービス5選
3.アカウントがなくても使える!大容量ファイル転送サービス 5 選
1.データのバックアップ、転送、共同作業をしたい時!オンラインストレージサービス5選
まず、データのバックアップ、転送、共同作業に適したオンラインストレージを紹介します。
1-1. Dropbox
対応デバイス:Mac、Windows、Android、iOS
アメリカの Dropbox, Inc. が運営しているオンラインストレージです。
Mac、スマホなど様々なデバイスに対応しており、最も人気のあるオンラインストレージとして知られています。
Dropboxは、メールアドレスだけで簡単に登録でき、すぐに利用することが可能です。アカウントを持っていない人とも簡単にファイルを共有できたり、アカウントを持っていない相手からファイルを収集したりできるることも特徴です。
Dropbox の容量は以下のようになっています。
- 無料プラン容量:2 GB
- 有料プラン容量
− Dropbox Pro: 1 TB (月額 1,200 円)
− Dropbox Business: 無制限(月額1,500 円、5 ユーザー以上から申込み可能)
なお、無料登録で利用できるのは初期段階では 2 GB までですが、友人を Dropbox へ招待したり、自身の Twitter や Facebook のアカウントとリンクしたりすることで、無料で容量を追加することもできます。
具体的なやり方については「Dropboxの容量と容量を 10 倍以上に増やすとっておきの裏技 10 選」を参考にしてみてください。
1-2.Googleドライブ
URL: http://www.google.com/intl/ja/drive/
対応デバイス:Mac、Windows、Android、iOS
こちらもアメリカに本社があるグーグルが運営するオンラインストレージです。
多くの方が Gmail を使われていることと思いますが、添付ファイルの保存等を直接 Google ドライブ内に行うことができるなど、Google の他のサービスとの連携が強いのが特徴です。
Gmail や Google+ を使っていれば新たにアカウントを作成する必要はありません。
また、Google ドライブの特徴は他のオンラインストレージに比較して無料で利用できる容量が大きい点にもあります。
Google の容量は以下のようになっています。
- 無料プラン容量:15 GB
- 有料プラン容量
– 100GB: $1.99 / 月
– 1 TB: $9.99 / 月
– 10 TB: $99.99 / 月
– 20 TB: $199.99 / 月
– 30 TB: $299.99 / 月
1-3.One Drive
URL: http://onedrive.live.com/about/ja-jp/
対応デバイス:Mac、Windows、Android、iOS
Microsoft が運営しているオンラインストレージサービスです。
Microsoft の Word、Excel、PowerPoint などの Microsoft Office との連携が強いのが特徴です。
Word、Excel、PowerPoint などのスマホアプリとも連携しているので、これらのデータをスマホ上で操作することも簡単です。
また、Office がインストールされていない外出先のパソコンやスマホでもオンライン上で編集作業ができるようになっています。
One Drive の容量は以下のようになっています。
- 無料プラン容量:15 GB
- 有料プラン容量:170円 / 月 + 50 GB
1-4.Yahoo!ボックス
URL: http://info.box.yahoo.co.jp/
対応デバイス:Mac、Windows、Android、iOS
Yahoo!ボックスは、名前のとおりYahoo! が提供するオンラインストレージサービスです。
Yahoo Japan IDがあればすぐに利用することができ、Mac、スマホなど様々なデバイスに対応していることが特徴です。
Yahoo!ボックスの容量は以下のようになっています。
- 無料プラン容量
– 5 GB (全員)
– 50 GB (プレミアム会員)
- 有料プラン容量: 700円/月 + 100GB
1-5. iCloud Drive
URL: http://www.apple.com/jp/icloud/icloud-drive/
対応デバイス:Mac、Windows、iOS
iCloud Driveは、Appleが運営するオンラインストレージサービスです。
様々なファイルをクラウド上に保存したり共有することができ、ホーム画面の Finder という場所からフォルダやファイルに直接アクセスし管理できるようになりました。
複数のアプリケーションから同じファイルにアクセスして作業が可能です。
ファイル保存期間は無制限です。
iCloud Drive の容量は以下のようになっています。
- 無料で使える容量:5 GB
- 有料で使える容量
– 50 GB 130 円(税込)/ 月
– 200 GB 400 円(税込)/ 月
– 1 TB 1,300 円(税込)/ 月
2.データのバックアップをしたい時に適したオンラインストレージサービス5選
続いて、データのバックアップに適したオンラインストレージを紹介します。
2-1.Amazon Cloud Drive
URL: http://www.amazon.co.jp/clouddrive/home
対応デバイス:Mac、Windows、Android、iOS
Amazon Cloud Drive は、Amazon が提供するオンラインストレージサービスです。
Amazon アカウントがあればすぐに利用できます。
自社音楽配信サービス「Amazon MP3」で曲を購入した場合、容量無制限などの特典があります。
スマホ専用アプリ Amazon Cloud Drive Photos はスマホで撮影した写真データを自動的にアップロードする機能があり、ファイルの保存期間も無制限です。なお、1 ファイルあたりの容量上限は 2 MB です。
Amazon Cloud Drive の容量は以下のようになっています。
- 無料で使える容量:5 GB (有料プランだと最大 1 TB)
- 有料で使える容量
– 20 GB 800 円 / 年
– 50 GB 2,000 円 / 年
– 100 GB 4,000 円 / 年
– 200 GB 8,000 円 / 年
– 500 GB 20,000 円 / 年
2-2. drivee
URL: http://www.drivee.jp/private/
対応デバイス:Mac、Windows、iOS
フォルダ共有やファイル送信といった機能を 1 Gbps の専用回線で利用できます。ファイルは国内大手データセンターに保存されるので、安心してしてファイルの保存に適しています。
drivee の容量は以下のようになっています。
- 無料で使える容量:5 GB
- 有料で使える容量
– 50 GB 130 円(税込)/ 月
– 200 GB 400 円(税込)/ 月
– 1 TB 1,300 円(税込)/ 月
2-3. Evernote
URL: https://evernote.com/intl/jp/
対応デバイス:Mac、Windows、Android、iOS、BlackBerry
Evernoteはアメリカの Evernote Corporationが運営するサービスです。
テキストや写真、音声などの複数データを 1 つにまとめられます。
ウェブページやスマホからでも、保存したデータの閲覧 編集、データの共有も可能です。
ファイルを保存するためというよりも、名前通りにノート替わりに使うイメージです。
Evernote の容量は以下の通りです。
- 無料で使える容量:5GB
- 有料で使える容量
– 1 GB(毎月) 2,000円 / 年(プラス)
– 10 GB(毎月) 4,000円 / 年(プレミアム)
2-4. COREDRIVE
URL: https://coredrive.com/jp/
対応デバイス:Mac、Windows、iOS
260 種類以上のファイル形式のプレビューをサポートしているのが特長。Office や Adobe のファイルをプレビューできるのは、大きなメリットです。またサポートされている動画や音声ファイルは、ダウンロードせずに再生することができます。
COREDRIVE の容量は以下の通りです
- 無料で使える容量:5 GB
- 有料で使える容量
– 50 GB 500円 / 月(Regular)
– 250 GB 2,500円 / 月(Peak)
2-5. Box
URL: https://www.box.com/ja_JP/
対応デバイス:Mac、Windows、Android、iOS
米 Box の日本法人が日本でサービスを運営しています。
主にターゲットを企業としており、管理機能、セキュリティに力を入れています。
Box の容量は以下の通りです。
- 無料で使える容量:10 GB
- 有料で使える容量
– 100 GB 600円 / 月(STARTER)
– 100 GB 1,200 円 / 月(PERSONAL PRO)
– 無制限 1,800円 / 月(BUSINESS)
以上のように様々な特徴があるオンラインストレージサービスですが、もし 1 つに絞るのが難しいのであれば、メインを 1 つとサブ、という形式で用途によって使い分けられるようにすると便利かもしれません。
3.アカウントがなくても使える!大容量ファイル転送サービス 5 選
ファイルが重くてメール転送できない・・・
そんなときにはファイル転送サービスを使うといいでしょう。続いて、大容量ファイル転送サービスを 5 つ紹介します。
3-1. GigaFile (ギガファイル) 便
URL: http://gigafile.nu/
- 面倒なユーザ登録不要
- 容量無制限でファイル転送ができる便利なウェブサービス
- 1 ファイル 50 GB まで送れる
3-2. firestorage
- 用途によって会員登録の必要ありますが、会員未登録でも利用可能。未登録の場合、ファイルのアップロード、ダウンロードのみ利用可。
- 無料会員は 30 日間ログインがないと、ファイルは自動的に削除される
- ファイルも自分で削除可能
- 保存容量制限は無制限。ファイルは 1 ファイル 250 MB まで
3-3. 宅ファイル便
- 無料会員で 300 MB まで送れる。
- 送りたい相手のアドレスを入力し、ファイルをアップロードするだけ。
- ファイルのダウンロードに有効期限あり
- ビジネスプラス会員の場合は
- 同時に最大 3 名まで送ることができる
- 最大 10 ファイル、合計 300 MB
3-4. データ便
URL: http://www.datadeliver.net/
- 300 MB まで無料。メールを介さずに大容量ファイルの送受信が可能。
- ㈱データ復旧センターのサーバーを介して大容量ファイルを受け渡しする。
- 重要なファイル用には、強固なセキュリティ便あり
- ファイルにパスワードを設定することもできる
3-5. ファイルポスト
- 15 ファイル、合計 3 GB の大容量ファイルを送受信できる
- ファイル保存期間は 5 日間、ダウンロードは 6 MB まで
- 15 個を超えるファイルの受け渡しが可能
- サイトからのメールは、最大 3 名の方に同時に送付可能
まとめ
今回は大容量が魅力のオンラインストレージ中からオススメのサービスを紹介していきましたがいかがでしたか。
今回の内容を参考にあなたに合ったオンラインストレージを探してみてください。使い方はあなた次第で、スマートにプライベートもビジネスも整理しましょう!