Dropbox Japan、クリエイティブ ツール アドオンの提供を開始

広告や印刷物、動画等の大容量データ制作物を扱うクリエイター向けに、
クリエイティブ ワークフローの課題を解決するシンプルなソリューション

 

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2020年10月15日 – 世界初のスマート ワークスペースを提供する Dropbox (NASDAQ:DBX)の日本法人である Dropbox Japan 株式会社(本社: 東京都中央区、代表取締役社長: 五十嵐 光喜)は、本日、クリエイティブ ワークフローの課題を解決するためのシンプルなソリューション、クリエイティブツール アドオンの提供開始を発表します。

メディア編集者等のクリエイターにとっては、元来、海外でのロケ映像や放映直前の編集依頼が時差のある世界各地から送られてくることが日常的でした。しかし昨今、世界中で急速に普及しているテレワークは、彼らを取り巻く状況をより複雑にしています。離れた場所に複数の共同作業パートナーがいるワークフローでは、コンテンツの閲覧や大容量ファイルの送信、フィードバックの確認、データ セキュリティの維持などが課題となります。こうした作業は、テレワークに大きく依存する新たなクリエイティブ プロセスでは避けて通ることができません。

そこで Dropbox は、クリエイティブ ワークフローにおける課題を解決するためのシンプルなソリューションを開発しました。例えばオーディオ ブックを校了しようとしている出版社の方、新製品の発売に取り組んでいるマーケティング担当者の方、新しいビデオ チュートリアルを作成している学習開発パートナーの方に最適な新機能です。新しいクリエイティブ ツール アドオンは、さまざまな業界のメディア編集者のために特別に設計されたもので、コラボレーション プロセスの障害を取り除き、スムーズに作業が進められるようにすることを目的としています。

ニュース、エンターテインメント、人とのつながりなどにますますソーシャル メディアが活用されるようになっており、コンテンツ制作者はすばやく柔軟にコンテンツをソーシャル メディアに公開しなければなりません。このような状況のなか、このたび、新しいクリエイティブ ツール アドオンの全機能と新たなインテグレーションを提供することとなりました。具体的な機能は、以下のとおりです。

1. ダウンロード品質のオプション

テクノロジーの進歩に伴い、音声ファイルや動画ファイルのサイズは大きくなってきています。Dropbox では、4K 画質、いずれは 8K 画質で配信されるプロジェクトに合わせ、最大容量のファイル形式に対応できるよう機能をアップグレードしました。膨大なファイルがダウンロードされるのを待っていると、クリエイティブなプロセスが遅延し、止まってしまうこともあります。これからは、大容量のファイルを小さいサイズに変換することで(例:巨大な .MXF 動画ファイルを小容量の H.264 バージョンに変換する等)、接続が遅い場合や、時間やデータ容量が限られている場合でもダウンロードできるようになります。

在宅勤務中に、同居する家族が自分の業務時間と同じタイミングでバーチャル授業に参加したり、お気に入りのテレビ番組や映画を鑑賞する等の状況でネットワーク帯域が圧迫されている場合、大容量データのダウンロードができず業務に支障が出ることもあります。

このような状況を経験しているユーザーにこそ、ご活用いただきたい機能です。

2. 大容量ファイルのプレビュー機能およびオーディオ トラック セレクション

チームとの共同作業には、作業内容の確認と内容に対するフィードバックは欠かせませんが、メディアを扱う際には大容量であるが故に面倒で手間がかかるなど、多くの課題があります。

Dropbox では、より大きなファイルに対応するためにファイル プレビュー機能を強化しました。今後は、最大 150 GB までの動画ファイルを Dropbox でストリーミングしてプレビューできます。レビュアー全員が音声ファイルや動画ファイルをダウンロードしなくても、また、ファイルが作成されたアプリケーションを持っていなくても、メディアファイルを多数のレビュアーと共有した上で共同作業ができます。動画に複数の異なる言語や音声トラックが必要な場合は、1 つの動画で複数のトラックから選択し、ダウンロードせずに必要なプレビューが可能です。また、Dropbox 内で、ステレオでトラックを表示して設定し、オーディオ コンポーネントの有効/無効を切り替えることができます(オーディオトラックセレクション機能)。

 

3.メタデータ検索

Dropbox 内で画像ファイルを整理する方法は、ユーザーが個別に体系化していると思います。しかし、体系的に整理しても、特定のファイルを探し出すのに時間がかかってしまう場合があります。メタデータ検索を使えば、ファイル名を知らなくても探しているものを見つけることができます。

4.フレーム単位のコメント機能

メディア編集者は多くの場合、他の人と共同で動画ファイルを作成するために多くの時間を費やしています。動画に関するフィードバックの受け渡しは、編集内容についてメールで何度もやり取りし、タイムコードもできるだけ正確に記録しなければならないため、作業が複雑になります。そこで Dropbox では、フレーム単位の精密なコメント機能を導入しました。これにより、Dropbox 内で直接動画のフレームに正確なコメントを付けることが可能になります。チーム メンバー、クライアント、ベンダーにタグ付けしてコメントを通知することで、プロジェクトを円滑に進めることができます。QuickTime、MPEG-4、MXF など、最も一般的に使用されている動画ファイル形式に対応しています。

 

5. 大容量ファイルの転送

「Dropbox Transfer」は、完成したフル解像度の動画や広告キャンペーンのアセット等の大容量データを配信する際に適したファイル転送機能です。従来は100GBだった本転送機能が、このたび、最大 250 GBまでのファイルを転送できるようになりました。 Dropbox の容量を使用せずに、パスワードを付けて安全に送信できるため、ハード ドライブを宅配便で送ることも、大容量の USB メモリを発送する必要もありません。ファイルを開いたユーザーを確認でき、受信者は Dropboxのアカウントがなくてもファイルにアクセスして閲覧することができます。

これらはすべて、クリエイティブなプロセスをスピーディーにするために設計された機能ですが、さらに拡大し続けるパートナー エコシステムについてもご紹介します。

Dropbox と Adstream の連携により、クリエイティブ アセットを数回のクリックで制作から配信まで完了できるようになりました。コンテンツの整理、Dropbox アセットの閲覧、メタデータに基づいたコンテンツの構成は、すべて Adstream ライブラリ内で行うことができます。

今回の新機能により、チーム メンバーは、共同作業でメディアの閲覧、コメント付け、共有が容易にできるようになりました。Dropbox は今後も、ユーザーの皆様がクリエイティブな作業に集中できるよう、ニーズに合わせて進化していきます。映画の予告編から製品のデモ ビデオまで、Dropbox は皆様のクリエイティブなプロセスをサポートします。

大容量ファイルのプレビュー、フレーム単位のコメント、大容量ファイルの転送の各機能は2020年 10 月16 日から利用可能となり、その他のクリエイティブ ツール アドオン機能は今後数か月以内に提供が開始されます。

新しいクリエイティブ ツール アドオンの機能について詳しくは、次のサイトをご覧ください:www.dropbox.com/creative-tools

以上

Dropbox Japan について
Dropbox はプライベートと仕事、それぞれのコンテンツをわかりやすく整理し、生産性を維持できる場所を提供します。Dropbox の製品は、よりスマートな働き方を実現するために開発され、現在 180 か国以上で 6 億人を超える方々に愛用されています。米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、世界各地 12 か所にオフィスを構えています。Dropbox の使命と製品については、dropbox.com をご覧ください。

Dropbox Japan は、Dropbox の日本法人です。詳細は、 https://www.dropbox.com/ja/business または https://navi.dropbox.jp/ をご覧ください。