何故、ケンゴはカスタマーサクセスとして
Dropbox Japan への入社を決めたのか?

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人材獲得競争が激しい日本では、求職者の中には自分に合ったものを見つけるのに苦労する人もいるかもしれません。 カスタマーサクセスとしてグローバルなキャリアを重ねてきたケンゴは、2020 年春にリモートでチームに加わり、それ以来、Dropbox の最大のファンの 1 人になったと宣言しています。
私たちは彼のストーリーを追いかけ、Dropbox へ来た理由から、このチームで働くのが好きな理由、そしてどのようにテレワーク環境下で働いているのかを学びました。

アジアでのティータイム (シンガポール) 米国出張時のコーヒータイム (サンフランシスコ)

Dropboxでの役割は何でしょうか?

ストラテジックカスタマーサクセスマネージャーとして、エンタープライズ企業へ Dropbox 導入や運用定着のご支援を担当しています。私のミッションは Dropbox を “Must Have” なツールとしてご活用いただき DX 推進のお手伝いをすることです。Dropbox は表面的な機能だけの利用方法では “Nice to Have” なツールになってしまいがちなサービスのため、きちんとプロダクトの価値をお伝えし、導入企業の皆様にとって、なくてはならないインフラの一部と感じていただけるように活動しています。

Dropbox へ入社までの経緯を教えていただけますか?

2020 年 2 月にリクルーターの方からコンタクトがあったのですが、当時はシンガポールで勤務してしてしました。その後、コロナウイルスの影響で街全体がほぼロックダウンしてしまったことから、(妻の実家がある) 安全な台湾へ避難してリモートワークを継続していました。そこから一気に世界中で感染が拡大した影響でシンガポールにも戻れず、日本へも帰国できず、という足止め状態にあってしまい、台湾での数ヶ月滞在を余儀なくされてしまいました。
しかしながら、そんな状況下でも Dropbox の採用プロセス自体は問題なく進めてもらえました。実は同時期に面接をしていた他社様の中からは「最終面接くらいは日本オフィスに直接来て欲しい」というリクエストもあった中で、Dropbox は私の家庭や健康を最優先に考えてオンラインのみでの選考を快諾してくれました。
その後、採用が決まり 5 月に帰国したのですが、6 月入社までの手続きもすべてオンラインベースで対応してもらえたおかげで、2 週間の自宅隔離期間中にほぼすべての入社手続きを完了することができました。オファーレターは HelloSign を使った電子署名で完了しましたし、各種書類の提出もスキャンしたデータを
Dropbox で共有するだけで完了しました! 各種手続きも人事の方が丁寧にサポートしてくれたおかげで、一度もオフィスにすら行ったことがないままの入社でも、安心して転職を決断することができました。

Dropbox の一員として働いている中で、特に誇りに思えることはなんですか?

APJ チームの素晴らしい仲間たちです!個人レベルで各自がハイレベルなスキルセットとプロフェッショナリズムを持っていると同時に、全員がチームプレイヤーでもあります。そこから生まれるチームワークで、我々のチームはグローバルでトップレベルの契約更新率を達成し事業成長に貢献することができました。
どのエリアもコロナ渦で通常以上に顧客の契約更新が難しい状況の中、この達成率は驚異的な数字として本社側からも注目されています。

入社後はどんな挑戦をしていますか?

Dropbox で働くこと自体が挑戦の毎日ですが、そんな中でも最も大きなものは完全テレワーク環境で成果を出し続けることです。日々の生活から通勤時間がなくなることでワークライフバランスの質は確実に上がりました。ただ一方で、新入社員の立場としては転職と同時にいきなりニューノーマルな環境で働くことは、非常に挑戦的なことであると感じています。
一度もオフィスに行ったこともなければ、上司・同僚とも会ったことがなく、お客様も Zoom 画面越しでのコミュニケーションに限定されている。そんな環境下で組織カルチャーに素早く適応し、業務を早期にキャッチアップし、仲間やお客様と深い関係性を構築していくことは簡単なことではありません。ビフォーコロナ時代の出勤ベースの働き方以上に、戦略的なコミュニケーション力やテレワークでの生産性を向上してくれるテクノロジーへの深い理解が求められています。

現在、最もエキサイティングな業務はなんですか?

運営メンバーとして携わっているカスタマーアドバイザリーボード (CAB) というユーザイベント業務です。こちらはクロスファンクショナルxクロスリージョナルで展開されるグローバルプロジェクトなのですが、チームメンバーはカスタマーサクセスチームだけでなく、アーキテクトチームやマーケティングチームのメンバーも参加しています。リージョンもサンフランシスコ本社、ニューヨーク、シドニー、東京からメンバーが参加しており、私自身は日本にいながらも「グローバルプロジェクトに直接参加できている」という刺激と「日本市場を代表しているメンバーである」という充実感を感じながら、プロジェクトを楽しめています!

Dropbox で一番好きな部分はどこですか?

ダイバーシティ(多様性)です。これは私が Dropbox へ参加することに決めた最大の理由でもあります。 グローバル企業の日本支社の中には、ローカライズする過程で働き方やコミュニケーションの仕方も日本流にローカライズし過ぎてしまい、ダイバーシティを失ってしまうケースが散見されますが、Dropbox は他の国と近い質感を維持しながら、日本市場での成長を続けています。
この良い例の 1 つは、私の育児休暇取得時のメンバーの反応にも表れていました。日本では男性の育児休暇に対して周りの反応が冷たく、制度はあるのに「暗黙の了解」で取得できないという声をよく聞きます。私もこのような光景は実際に見ていたことがあったので申請するかどうか凄く迷ったのですが、実際に申請してみたら誰一人ネガティブな反応をすることがなく、たくさんの温かい言葉をもらえました。
育休取得をするかしないかを思い悩んでいたこと自体を「珍しい」と捉えてくれてオーストラリアにいる上司や、私としては「こんな長期間大丈夫かな?」と思ってしまう期間を「そんな短期間でいいの?」と捉えるオーストラリア人の同僚がいたり、そういう各国の「当たり前感」が混在する中で働くことは、私にとってはとても快適です。 このような経験を通じて、Dropbox はグローバル全体で同じ価値を共有している組織だと感じています。

コロナ収束後に最初に行きたい場所はどこですか?

サンフランシスコのシリコンバレーと中国の北京です。サンフランシスコはもともと入社時の研修で訪れるはずがコロナでキャンセルになってしまったため、是非ともそこで Dropbox の文化を感じ、現地で働いている仲間達にも会いたいです。北京は清華大学のキャンパスに足を踏み入れてみたいです。今後、テクノロジーの分野でも世界をリードしていく中国のエリートたちがどんな環境で学んでいるのか、現地でその雰囲気を感じてみたいですね。

シンガポール料理 バクテー Chilli Clubチリクラブ
onirigi lunch味噌汁とおにぎりのランチ Taiwanese food台湾料理 Dim Sum飲茶

テレワーク時の「定番ランチ」はなんですか?

私の定番は「早い・安い・旨い・健康」なこちらのセットです♪
・玄米
・納豆
・生卵
・キムチ
・インスタント味噌汁

テレワーク (在宅勤務)で一番好きなことは何ですか?

通勤時間がないことです! 以前日本で働いていた時は、混雑した電車に乗ることが最大のストレスの原因の1つだったのですが、この不快な時間がなくなったことで肉体的にも精神的にもストレスが減り、より健康的な生活を送れるようになりました。また、通勤時間の代わりに家族と一緒にいられる時間が増えたことも嬉しいですね。テレワークのおかげで妊娠中の妻が物理的な助けを必要とする時、例えば重いものを移動する必要がある時などに、ミーティングの合間で手伝ってあげられるようになったことで、妻も喜んでいます。

Dropbox で働くことを検討している将来のチームメンバーに伝えたいことはありますか?

Dropbox は自社のカルチャーをとても大切にしているミッションドリブンな企業です。Dropbox 社員のことをとても大切に扱ってくれますし、チームメンバーは誰もが協力的で支援的です。「カスタマーサクセス」とも真剣に向き合っています。また、どこで働いていても、グローバル全体で同等の多様性と公平性を備えた真のグローバル企業です。 テック業界でグローバルなキャリアを確立したい方にとっては、Dropbox は最適な場所だと思います!

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