工事写真アプリ徹底比較!絶対に間違えないベストな料金や機能の選び方

工事写真アプリ比較
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現場監督の方なら、工事写真アプリというものを耳にした事があるのではないでしょうか?

「持ち物がスマホだけになって、楽になった
「作業が自動化されて、残業がなくなった
とは聞くけど、
「その人達がどのアプリを使っているのかがわからない・・・」
「検索しても、たくさん工事写真アプリが出てきて料金も機能もわかりづらい・・・」
となって、使いこなせるか不安になりますよね。

アプリのレビューでも、
「使えると思っていた機能が使えなかった!」
「課金が多すぎてやめた!」
と、アプリの選択に失敗してしまった人の失敗談が散見されています。

しかし、だからといって「不安だからやっぱりずっと続けてきたデジカメのままにしよう」と諦めてしまうのは本当に勿体無い事です。
この記事では皆さんの不安を解消して、絶対に間違ったアプリを選択しないように、全ての工事写真アプリの料金体系と機能を、公式HPに乗っていない情報まで完全に調べ上げてわかりやすくご紹介します。

失敗&成功例付き!建設企業がクラウドストレージ導入で成功するために見落としてはいけない 13 のポイント

紹介する全工事写真アプリ (※2018年6月時点の情報です。)
概要 アプリ名 蔵衛門工事黒板 Photoruction
*2021年10月更新
ミライ工事2 電子小黒板
PhotoManager
現場DEカメラ SiteBox 工事写真
アイコン 蔵衛門 ミライ工事2 電子小黒板PhotoManager 現場DEカメラ SiteBox 工事写真
DL AppStoreへ AppStoreへ
Google Play で手に入れよう
AppStoreへ AppStoreへ
Google Play で手に入れよう
AppStoreへ AppStoreへ
Google Play で手に入れよう
AppStoreへ
対応機種 iOS9.0以上 iOS 12.0
Android7.0以上
iOS10.0以上 iOS9.0以上
Android5.0以上
iOS8.0以上 iOS8.0以上
Android4.0.3以上
iOS8.0以上
レビュー ★★★★☆4.5
( 418件の評価 )
★★★★★4.9
( 12件の評価 )
★★★★☆4.3
( 50件の評価 )
★★★☆☆2.9
( 40件の評価 )
★★★☆☆2.8
( 18件の評価 )
★★☆☆☆2.4
( 8件の評価 )
★★☆☆☆1.9
( 36件の評価 )
有料版値段 43,600円 1ユーザーあたり4,500円~/月 シンプル版
500円
スタンダート版
980円
プロフェッショナル版
1,980円
3,000円 無料版は無い
年間12,000円
容量10GBあたり6,400円
課金制
機能 電子黒板作成
電子黒板の豆図描画
(画像取込機能)
有料版のみ
電子黒板付き工事写真撮影
工事写真の位置情報添付
工事写真のパソコン同期
(1MB=写真10枚程度)
(1GB=写真10000枚程度)
別途ソフト
『蔵衛門工事黒板ライセンス
蔵衛門御用達18Standart
(12,800円)』 か、
『蔵衛門工事黒板ライセンス
蔵衛門御用達18Professional
(50,000円)』
必須
無料版は1プロジェクトあたり1,000枚までの写真枚数
有料版は無制限
無料版
(クラウド容量30MB)
シンプル版
(クラウド容量300MB)
スタンダート版
(クラウド容量1GB)
プロフェッショナル版
(クラウド容量3GB)
無料15GB
(GoogleDrive)
無料2GB
(Dropbox)
有料版のみ
(月額240円 1GB)
(月額360円 5GB)
(月額480円 10GB)
(月額960円 25GB)
(月額1,700円 50GB)
(月額2,800円 100GB)
(月額9,800円 400GB)
工事写真の自動仕分け 別途ソフト
『蔵衛門工事黒板ライセンス
蔵衛門御用達18Standart
(12,800円)』 か、
『蔵衛門工事黒板ライセンス
蔵衛門御用達18Professional
(50,000円)』
必須
別途ソフト
『PhotoManager 13(9,800円)』
必須
別途ソフト
『現場編集長(16,000円)』
必須
別途ソフト
『デキスパート(198,000円)』
必須
課金
(月額3,800円 or
年間42,800円)
台帳の自動作成 別途ソフト
『蔵衛門工事黒板ライセンス
蔵衛門御用達18Professional
(50,000円)』
必須
別途ソフト
『PhotoManager 13(9,800円)』
必須
別途ソフト
『現場編集長(16,000円)』
必須
別途ソフト
『デキスパート(198,000円)』
必須
課金
(月額3,800円 or
年間42,800円)
台帳のエクセル/
PDF納品版作成
別途ソフト
『蔵衛門工事黒板ライセンス
蔵衛門御用達18Standart
(12,800円)』 か、
『蔵衛門工事黒板ライセンス
蔵衛門御用達18Professional
(50,000円)』
必須
有料版のみ PDFのみ 別途ソフト
『PhotoManager 13(9,800円)』
必須
別途ソフト
『現場編集長(16,000円)』
必須
別途ソフト
『デキスパート(198,000円)』
必須
台帳の複数アカウント共有 別途ソフト
『蔵衛門工事黒板ライセンス
蔵衛門御用達18Professional
(50,000円)』
必須
プロフェッショナル版のみ 別途ソフト
『現場編集長(16,000円)』
必須
サポート 国土交通省認可
無料体験 30日間 30日間 AppStoreからダウンロードして
制限なしで無料プランをご利用いただけます
1年間
ライセンス対応数 1ライセンス1台 1ライセンスお一人での利用になります。お一人あたりの制約に制限はありません。 1 ライセンスお一人での利用になります。
お一人あたりの制約に制限はありません
1ライセンス1台 1ライセンス1台 1ライセンス1台 制約無し
問い合わせ対応 電話
メール
電話
メール
電話
メール
電話
メール
電話
メール
電話
メール

 

それぞれが素晴らしい強みを持っていますので、この中から絶対に失敗しない工事写真アプリを選ぶために、各アプリの特色をご紹介します。

 
まず、上表にある7つ全てのアプリで行う事ができて、作業を大幅に短縮できる3つの強みを説明します
 

1-1. 必要な荷物がスマホかタブレット1台だけになる

これまで、現場には「図面、黒板、チョーク、デジカメ、雨除けシート」など多くの荷物が必要でした。工事写真アプリなら、荷物はスマホかタブレット1台だけになり肉体的負担が激減します。

工種別の黒板は用意できるのか?
  → できます。各アプリで「STP」「開口補強」「配力筋」といった用途別の黒板が用意されています。

図面を貼り付けたい場合はどうするのか?
  → 『工事写真』以外のアプリならば図面の画像を貼り付ける事ができます。

他にも諸々の疑問があると思います。
例えば「充電が切れた場合、どうしようもなくなるのでは?」という疑問は、そのご心配通り工事写真アプリの短所を当てています。
しかしそのリスクは従来の木製黒板よりも低いのです。何故なら、木製黒板の場合、雨や風や衝突事故などによって木製黒板やチョークが割れたり濡れてしまうリスクがあるからです。

それに対して電子黒板をインストールしたスマホは、「仕事用のスマホ」として常に会社に充電した状態で準備しておけば充電問題は解決できます。また、そのリスク対処をしたスマホを2台常に準備しておけば1日中外にいて、スマホが割れてしまう危険のある現場にいたとしても1日の業務を最後までこなせるでしょう。

 

1-2. 現場へ行く前に、黒板を何枚でも準備しておける

これまで、一人が持てる黒板の数は限られた為、各現場で一々黒板を書き直し続けなければいけませんでした。工事写真アプリなら、事前に黒板を何枚でもアプリ内で保存しておけるので現場の滞在時間が短縮されます。

「黒板の数に限りはないのか?」と心配になるかもしれません。
その答えは、全ての工事写真アプリで保存できる黒板の数は無制限です。
現場によっては200種類以上の黒板が必要になりますから、電子黒板のこの機能は大変重宝します。

ただし欠点もあり、「黒板を誤って削除してしまった場合」、その黒板を復元する事はできません。
ですので現場についてから誤削除に気づくと、新規作成する手間が生まれてしまいます。
ですが工事写真アプリでは、黒板を削除する際には必ず「削除したデータは復元できませんが本当によろしいですか?」という確認メッセージが出てきます。
ですので、意識的に削除しない限り誤削除が起きる事は無いのでご安心ください。

 

1-3.  写真が自動で仕分けられ、台帳が作成される

これまで、大量の写真をパソコンに取り込み、仕分けして、黒板の文字を台帳に写す作業は全て人の手で行っていました。その為、工事写真作業の中で最も作業時間が長い上に、打ち間違えなどのミスが多かったです。工事写真アプリなら、工事写真撮影と同時に自動で写真を仕分けて台帳を作成するのでそれら全ての作業時間や人的ミスが無くなります

しかし最も負担が大きい故なのか、ほとんどの工事アプリでこの自動写真仕分け&自動台帳作成機能だけ有料版でしか使えないという制約があります。もしくは、工事写真アプリとは別の高額な台帳専用ソフトの購入が必要になっています。

無料体験版や「ミライ工事2」を使用するならそもそも課金を回避する事が可能なのですが、それ以外の選択肢を選ばれる場合、本当にそれだけの価値があるのか不安になってしまいますよね。
では最も高額な蔵衛門の場合で考えてみますと、全機能が備わった有料版の料金が84700円です。
従来の工事写真業務は、100枚分の作業で180分と言われていますが、工事写真アプリを用いた場合、その1/4の45分で完了できる結果が出ています。

この差分の135分の人件費は一体いくらでしょうか?
現場監督の平均年収が500万円ですから、週5日全て定時で帰る計算でも時給2604円という換算になりますので、135分で5859円の人件費を損しているわけです。
本来ならば100枚だけではないでしょうし、定時で帰れるわけでも無いでしょうから、6000円弱と考えて計算すると、84700円分の人件費は14回程度の作業で届いてしまうのです。

また、実際デジタルカメラや黒板等を合わせると、84700円とほとんど同額の出費をしているので、実質初期費用の差は無いと言っても過言ではないのです。
そのため料金的な心配を抱く必要はなくて、逆に長期的に考えると会社としては節約になるので安心して購入して頂く事が可能なのです。

 

失敗&成功例付き!建設企業がクラウドストレージ導入で成功するために見落としてはいけない 13 のポイント


 この3つの内容だけでもこれまでの作業が大幅に短縮化される事がわかりますね。

 実際に導入者のレビューも貼布します。 

1:「12階建て案件で1日200枚以上の写真が必要な現場だが、作業が短縮され残業がほぼなくなった!」( 『蔵衛門 導入事例 大鉄工業株式会社』より )

2:「100枚の作業の場合、撮影から台帳提出までの作業時間が180分から45分に短縮!工事写真管理工程に至っては90分から10分と1/9まで短縮した!」 (『蔵衛門HP』より )

3:「荷物がタブレット一つだけになったため、肉体的負担が減り女性一人でも工事写真作業が行えるようになった!」(『蔵衛門 導入事例 レジテックコーポレーション』より )

 これに加えて各アプリによって、課金が必要だったり、そのアプリにしかない導入効果があるので、次に各アプリの特色や個性などをわかりやすく説明します

 

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2. 工事写真アプリ7種の料金体系、機能比較

まず工事写真アプリを選ぶ上で必ず確認しなければいけない項目が、『国土交通省に認可されているかどうか』です。認可されていなければ公共工事で使用する事は許可されません。何故なら『改竄の恐れがあり信憑性が無いため』です。

国土交通省認可アプリはこちらのページに一覧されています。今回は、国土交通省認可を受けているアプリだけを全てご紹介します。

2-1. 導入実績1位!大規模な現場なら『蔵衛門 工事黒板』

AppStoreへ

【対応機種】iOS9.0以上

【レビュー】★★★★☆4.5 ( 418件の評価 )

3万以上の現場に導入されてきた定番アプリ。必要な機能は全て揃っていて、特に他アプリに比べ共有機能が強く、大規模な現場向けと言えるでしょう。不具合報告に対してもすぐに対応してくれるサポートの強さも魅力です。

ただし、1ライセンスにつき1台のみしか適用できないので注意。

 
 【機能】
  • 無料版機能
  1. 電子黒板作成
  2. 電子黒板の豆図描画
  3. 電子黒板付き工事写真撮影
  4. 工事写真の位置情報添付
  • 有料版機能 ( 84,700円 )
  1. 工事写真のパソコン同期
  2. 工事写真の自動仕分け
  3. 台帳の自動作成
  4. 台帳のエクセル納品版作成
  5. 台帳の複数アカウント共有

 

30日間の無料体験申し込みページは下記の通りです。
30日間の無料体験申し込みページ


2-2. ToDo リストや書類共有など、多機能さを求めるなら『Photoruction』

photoruction
 【HP】http://www.photoruction.com/

【対応機種】iOS 12.0、Android 7.0 以上

【レビュー】★★★★★4.9 ( 12件の評価 )

大手建設会社、専門工事会社を中心に 10 万を越える現場で利用されています。工事写真だけでなく、ToDoリストや書類共有なども管理できる多機能アプリを探している人にオススメのアプリ。使用例動画にあるように、黒板に手書きの図を描く事も可能です。

撮影枚数による課金方法も明確でわかりやすいです。

 【機能】
  1. 電子黒板作成
  2. 電子黒板の豆図描画
  3. 電子黒板付き工事写真撮影
  4. 工事写真の位置情報添付
  5. 工事写真のパソコン同期
  6. 工事写真の自動仕分け
  7. 台帳の自動作成
  8. 台帳のエクセル納品版作成

※2021年10月時点の情報です

失敗&成功例付き!建設企業がクラウドストレージ導入で成功するために見落としてはいけない 13 のポイント


2-3. 低価格高機能!唯一、台帳自動作成まで無料で使える『ミライ工事2』

AppStoreへ

【対応機種】iOS10.0以上

【レビュー】★★★★☆4.3 ( 50件の評価 )

全アプリの中で唯一、無料で自動台帳作成まで行える工事写真アプリ。不具合報告や要望に対して即座に対応する企業姿勢やサポートの強さも魅力。

 【金額】
  • 無料版機能
  1. 電子黒板作成
  2. 電子黒板の豆図描画
  3. 電子黒板付き工事写真撮影
  4. 工事写真の位置情報添付
  5. 工事写真のパソコン同期
  6. 工事写真の自動仕分け
  7. 台帳の自動作成
  8. 台帳のエクセル納品版作成
  • 有料版機能

アプリで撮影した写真のみの場合

  1. 月額500円→「シンプル版」300MB付与 ( 写真600枚程度 )
  2. 月額980円→「スタンダート版」1GB ( 写真2,000枚程度 )
  3. 月額1,980円→「プロフェッショナル版」3GB ( 写真6,000枚程度 )
  4. 台帳の複数アカウント共有( プロフェッショナル版のみ )
 
 【使用例】
 

2-4. 有料版の無料体験1年!完全無料から始めたいなら『電子小黒板 PhotoManager』

AppStoreへGoogle Play で手に入れよう

【対応機種】iOS9.0 以上、Android5.0以上

【レビュー】★★★☆☆2.9 ( 40件の評価 )

工事写真の全工程に必要な機能全てを、1年間無料体験で使える事ができる。完全無料から初めて全機能を使いたい人にオススメのアプリです。またGoogleDriveとの同期機能を持っており、15GBの無料容量を使う事ができます。

金額】
  • 無料版機能
  1. 電子黒板作成
  2. 電子黒板の豆図描画
  3. 電子黒板付き工事写真撮影
  4. 工事写真の位置情報添付
  5. 工事写真のGoogleDrive同期
  • 有料版機能 ( 9,800円 )
  1. 工事写真のパソコン同期
  2. 工事写真の自動仕分け
  3. 台帳の自動作成
  4. 台帳のエクセル納品版作成

 

1年間の無料体験申し込みページは下記の通りです。
1年間の無料体験申し込みページ

 

失敗&成功例付き!建設企業がクラウドストレージ導入で成功するために見落としてはいけない 13 のポイント

 

2-5. 豊富な黒板の種類を選択できる『現場DEカメラ』

AppStoreへ

【対応機種】iOS8.0以上

【レビュー】★★★☆☆2.8 ( 18件の評価 )

9種類もの黒板の種類が用意されており、土木や建築などの業務にわけて黒板を使い分ける事が可能。他のアプリの電子黒板では受注者に提出できなかった人にオススメのアプリ。

金額】
  • 無料版機能
  1. 電子黒板作成
  2. 電子黒板付き工事写真撮影
  3. 工事写真の位置情報添付
  • 有料版機能
  1. 電子黒板の豆図描画
  2. 工事写真のパソコン同期
  3. 工事写真の自動仕分け
  4. 台帳の自動作成
  5. 台帳のエクセル納品版作成
 

2-6. 出来形・品質管理図にもデータ反映できる『SiteBox』

AppStoreへGoogle Play で手に入れよう

【対応機種】iOS8.0以上、Android4.0.3以上

【レビュー】★★☆☆☆2.4 ( 8件の評価 )

「デキスパート(198,000円)」という別途ソフトを導入する事で、出来形・品質管理図にもデータ反映が可能になります。出来形・品質管理図の作成も担当されていて作業を効率化させたい人にオススメのアプリ。

金額】
  • 無料版機能
  1. 電子黒板作成
  2. 電子黒板の豆図描画
  3. 電子黒板付き工事写真撮影
  4. 工事写真の位置情報添付
  • 有料版機能
  1. 工事写真のパソコン同期
  2. 工事写真の自動仕分け
  3. 台帳の自動作成
  4. 台帳のエクセル納品版作成
 

2-7. 課金オプションを細かく選択できる『工事写真』

AppStoreへ
【対応機種】iOS8.0以上

【レビュー】★★☆☆☆1.9 ( 36件の評価 )

世界初の工事写真アプリで、検索で必ず上位にあがる有名アプリ。非常に課金内容が細かいので、本当に必要な機能だけを取捨選択して最低限の課金に抑える事がしたい方にオススメのアプリです。

ただし買い切りではなく月額制なので、結局長く使う場合は他の買い切り型のアプリを購入した方が安いです。一々課金しないと機能を解放できないし、サポート対応まで課金しないと行えないので、ハッキリ言って初めてのアプリに選ぶにはふさわしくありません

【金額】
  • 無料版機能
  1. 電子黒板作成
  2. 電子黒板付き工事写真撮影
  3. 工事写真の位置情報添付
  • 有料版機能
  1. 月額240円→「バックアップサーバー」1GB ( 写真2,500枚程度 )
  2. 月額360円→「バックアップサーバー」5GB ( 写真12,500枚程度 )
  3. 月額480円→「バックアップサーバー」10GB ( 写真25,000枚程度 )
  4. 月額3800円 or 年間42,800円→「工事写真の自動仕分け、台帳の自動作成( エクセル納品版作成機能はなし )
  5. 月額360円 or 年間3,500円→「電子黒板の工事名変更」
  6. 月額360円 or 年間3,500円→「電子黒板の日付表示」
  7. 月額360円 or 年間3,500円→「電子黒板の画像貼り付け」
  8. 月額360円 or 年間3,500円→「後付黒板」
  9. 月額360円 or 年間3,500円→「印刷機能」
  10. 初期費用5,000円、年間38,000円→上述の全機能を全て盛り込んだ10GBプラン
  11. 初期費用5,000円、年間54,000円→上述の全機能を全て盛り込んだ50GBプラン
  12. 初期費用5,000円、年間78,000円→上述の全機能を全て盛り込んだ100GBプラン
  13. 年間60,000円→「優先サポート」質問への優先対応、電話メールの対応(月5回まで)
  14. 50,000円+交通費→「訪問サポート」訪問してアプリの使い方、バックアップサーバーウェブ画面の操作をレクチャー
 

 

3. 工事写真アプリをこれから始める場合のステップと注意点

3-1. まずは無料試用版から始める

工事黒板アプリは無課金でも劇的に負担が減ります。
しかし最も作業時間の多い「写真整理」「台帳記入」を自動で行うには、全てのアプリで課金が必要になっています。
一番辛い台帳記入も短縮化したい、でも初めは何もわからないので課金は控えたい」方には無料体験版がある『蔵衛門 工事黒板』『電子小黒板 PhotoManager』『Photoruction』の利用から始めてみる事をオススメします。

 

3-2. 「電子黒板作成、電子黒板付き現場写真撮影、台帳の自動作成」の3つの基本機能に慣れる

工事写真業務の工程はこの3つで出来ています。他にも細かい機能はありますが、まずはこの3つの機能が基本となるので、操作に慣れておきましょう。

  1. まずはその日に必要となる黒板を全て、事前に作成する
  2. 次に現場に到着したら、作っておいた黒板を現場で選んで撮影する
  3. 最後に、写真が自動で仕分けられて台帳が作成されるので、事務所に戻ったら確認する!

 

3-3.  工事写真アプリを使う上でやってはいけない2つの注意点

「後付黒板」機能は使ってはいけない!

「後付黒板」機能とは、既存の写真の上に電子黒板を載せる機能です。
撮り直しが必要になった時に、いつでも黒板を差し替えて新しい工事写真を作れる点が便利ですが、
黒板を差し替えた写真は、国土交通省から「改竄」と扱われ提出不可になってしまいます!

国土交通省から認可を受けているアプリは、後付黒板機能で作成した工事写真は提出不可である事を前提に、社内管理用の用途の為にこの機能を公開しています。
ですが、提出用データの中に紛れ込んでしまう危険性がありますので、やむをえない時を除いて普段は絶対に使わないようにしましょう!

 

「位置情報添付機能」をオフにしてはいけない!

「位置情報添付機能」とは、撮影時に『撮影した場所の経緯度』を添付する機能です。
工事写真アプリで納品する際に、改竄していないかの確認の為、写真に位置情報を添付するように求められる場合があります。

その際位置情報が添付されていないと、やり直しを依頼されるケースもあるので、撮影時はいつもオンにしておきましょう! 

 

3-4. 大量の工事写真を、アプリとは別に自動保存&どのスマホからでも確認管理できる方法

工事写真作業は、最終的に数千枚の撮影が必要になってきますよね。
無課金状態で最初の設定のまま利用していると、撮影した工事写真は全てスマホやタブレットの中に蓄積されていき、そのままではすぐに容量が足りなくなってしまいます。
そのために各アプリの有料版の中には、工事写真を自動でパソコンに送信するサービスを提供しているアプリもあります( 『工事写真』や『ミライ工事2』など )。

しかしもし、

「受注者への提出用とは別に社内管理用に大量の写真を保存したい」
「許可した人なら誰でもどこからでも写真を確認したい」
「安価で行いたい」

とお考えの場合、無料オンラインストレージサービスを利用するのがオススメです。

オンラインストレージサービスとは「持ち運ばなくても良いUSBメモリー」みたいなもので、スマホで作成したファイルをパソコンから確認できたり、大容量ファイルを共有できたりするサービスです。無課金から大容量のサービスを始める事ができます。
より詳しく知りたい方は、無料オンラインストレージサービスについて詳しく解説した記事がございますので、こちらをご参照ください。

 

おすすめ 3 大オンラインストレージサービスを徹底比較!

 

実際に利用する場合は、以下のステップの通りに設定してください。

  1. オンラインストレージサービスをインストール
  2. 最初の画面か、設定画面で『同期』という項目があるので選択
  3. お使いのスマホかタブレットの『写真』アプリに、工事写真アプリの名前のフォルダがあるので選択

すると、今までの工事写真を含めてこれから撮影する工事写真も同時に、オンラインストレージサービスに写真がアップロードされます。

 

4. まとめ

今回は国土交通省認可の工事写真アプリを、公式HPにも載っていないような情報まで調べ上げて徹底比較致しました。
改めて要約して各アプリの特色を書くと、

『蔵衛門』 : 大規模な現場、会社向け
『Photoruction』 : ToDoリストや書類共有などの多機能
『ミライ工事2』 : 無料であらゆる機能を使える
『電子小黒板 PhotoManager』 : 1年間の無料体験
『現場DEカメラ』 : 多様な黒板を選べる
『SiteBox』 : 出来形、品質管理図の作成も行える
『工事写真』 : 細かい課金オプション(オススメではない)

です。

「不安だから、これまでの方法を続けていけばいい」と考えていた方の不安が解消され、これからの工事写真作業を改善するスタートのお手伝いができたなら幸いです。
この記事を参考に、あなたも工事写真アプリを導入して、1日でも早く作業を楽にして残業をなくしていきましょう!

失敗&成功例付き!
建設企業がクラウドストレージ導入で成功するために見落としてはいけない 13 のポイント

建設企業としてクラウドストレージがどのように仕事に貢献するのか興味ございませんか?
こちらの記事では、自社にぴったりなクラウドストレージを選ぶときに気をつけるポイントなど併せて下の内容を紹介しています。是非ともご覧ください。

1. 多くの建設企業が抱えている 3 つの課題
2. 建設企業でのクラウドストレージ 6 つ活用シーン
3. クラウドストレージ導入後の失敗5つのケース
4. クラウドストレージ導入を成功するために見落としてはいけないポイント13
5. Dropbox で働き方がどのように変わるのか、他クラウドストレージとの違い
6. 成功している建設企業の紹介 

実際に200社以上の建設企業を訪問した Dropbox の営業たちが耳にしたリアルな声をたっぷり盛り込んでいますので、きっとお役に立つと思います。