ロボットが来ても大丈夫!AI と共存して生き残る仕事 5 つ

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ロボットは、人類の味方なのでしょうか。あるいは、テクノロジーの進歩と共に、人間を役立たずの存在に追いやってしまう敵となってしまうのでしょうか。映画「ブレードランナー」、「ターミネーター」、「マトリックス」などで描かれてきたようになったらどうしようと、私たちはそのように何十年も不安に苛まれています。生産性の向上というプレッシャーがかけられ、ロボットから仕事を取り返さなければという危機感にもあおられ、さらに仕事を奪われるのではないかという不安に駆られているのです。

これは、工場で働く人に限った話ではありません。最近開かれたダボス会議でも、AI や AI が未来の仕事に与える影響は、各国の経済界のリーダーが主要な議題に取り上げています。来るべき未来に向けて、私たち人間は変化し続ける役割にどう備えていくべきなのでしょうか?今回は、今後も引き続き需要が見込まれ、ロボットを活用することで仕事が楽になる職種を 5 つご紹介します。

1. 医療業界

オートメーション技術は、繰り返しの作業には絶大な効果がありますが、大切な人のケアという点においては、人間の持つ心の温かさや共感力のほうが効率性よりも重視されています。作家のブレイク・モーガン氏は、こう表現しています。「あなたが MRI を受け、診断を待っている患者だとしたら、その診断をロボットにやってもらいたいと思いますか?」

オートメーションの波に押し流されない仕事として、専門のセラピスト、メンタルヘルスに関わるソーシャルワーカー、看護師などが挙げられる理由は、こうしたところにあるのでしょう。2013 年のオックスフォードの研究では、看護師の仕事が自動化される可能性は 1 % にも満たないとしています。自動化支援技術による手術はすでに実施されていますが、ロボットが外科医に取って代わる未来はまだまだ先のようです。Wired が指摘するように、医師とロボットはスーパーヒーローのようなコンビネーションを発揮できるでしょう。ロボットは手術中のミスを減らすのに役立つという研究結果が出ています。これは患者さんにとって、うれしいニュースですね。

2. アーティスト、デザイナー、ミュージシャン

実は、ロボットでもアート作品を生み出せます。猿によるアートも存在します。しかし、どちらも画廊を開いたという話は聞いていません。デザインの世界では、「大胆な想像力」を備えたコンピュータが独自の製品をデザインするだろうという、大胆な予想をしている人たちもいます。その一方、こうしたコンピュータが人間の職を奪う可能性について、疑問視する声もあります。オーストラリアのあるコンピュータ科学者は、「ロボットに脅かされにくい職種」とは、創造力が必要な仕事であると言います。

それでも、AI に作曲絵画が可能であることを、先進的な研究者たちが実証しています。では、常に予想を裏切り続けるポップスターや気分屋のアーティストを必要としているのは、いったい誰なのでしょうか?それは私たちです。あなたは、パーティの席でロボットと会話に興じたいと思うでしょうか? 人の感情を刺激するように機械的に作られたリズムよりも、不完全でも魂のこもった曲に惹かれるのが、私たち人間なのです。とはいえ、ドラムマシン、サンプリング、デジタルレコーディングなどの進化が示すように、テクノロジーがミュージシャンの心強い味方であり続けることも事実でしょう。

3. 起業家

ロボットは、プログラマーが指示したことをこなすのが非常に得意です。しかし、まだこの世に存在していない仕事を見つけ出し、そのニーズを満たすための新しいテクノロジーを創造するという仕事は、はたして得意でしょうか? 「ザ・セカンド・マシン・エイジ」の共同著者であるエリック・ブリニョルフソン氏とアンドリュー・マカフィー氏は、「現代は、アイデアをひらめいた起業家にとって最高の時代と言えます。アイデアを実現するために、さまざまなテクノロジーを活用できるからです」と言います。人間が持っている強みは、無関係に見える業界同士につながりを見いだし、新しいツールを作って架け橋にできる点です。

ロボットがチームを率いることができるのか(ここで言うチームはおそらく人間の労働者です)、そして刷新と変化を続けるビジネスを生み出せるのか、という課題もあります。起業家になるには、リスクを選び取り、あえて不合理な選択をしていく必要があります。人間の持つ予測不能性が、ロボットにはない大きな強みと言えるでしょう。

4. 営業職

予測分析を行うマーケティングソフトウェアは、見込み客が購入しそうなタイミングを、人間よりも約 90 % も高い精度で正確に判断できるようになっています。しかし、リンゴが熟すタイミングを予測できることと、アップルパイを焼けることとは、まったく別の話です。少なくともしばらくは、ロボットが営業職に取って代わることはないでしょう。成約にこぎつけるには、購入しそうなタイミングを知るだけでは不十分なのです。

人が何かを買うときに、その判断が常に合理的とは限りません。セールスパーソンはこの点をよく理解しており、さらには顧客の信頼を得る方法や人間関係を深める方法も熟知しています。予測分析マーケティング用のソフトウェアの精度には驚くべきものありますが、その真の価値は、人間が営業案件のクローズに集中できる点にあるのです。営業職とロボットは競争関係ではなく協力関係にあると、研究者たちも見ています。

5. 教師

マッキンゼーの調査によると、AI の影響を受けにくい分野の 1 つが教育です。たとえば幼稚園児など、感情で動く子どもたちを直感的に理解しなければならない職種で、ロボットが教師役を務めるのは難しいでしょう。その点は、医療業界と同じです。人からの八つ当たりに対して、ロボットはほとんど動揺しません。これは利点と言えるでしょう。機械ならではの強い忍耐力が、思春期の若者にうまく対応できる可能性はあるかもしれません。

しかし、教師に求められるのは強い忍耐だけではありません。生徒との繊細で複雑な関係を保ちつつ、保護者の懸念に答えるという能力も必要です。作家のマルコム・フランクは、宿題の採点などの機械的な作業は AI が行い、人間の教師は「より重要で、創造力を要する仕事」に集中するという協力的な関係が生まれるであろうと予測しています。

最後に

恐ろしい未来を喧伝する声は依然としてありますが、それはえてして大げさな表現です。AI が私たちの仕事を奪う可能性は低いですし、むしろ私たちの仕事を助けてくれる可能性が高いのです。機械が面倒な仕事を一手に引き受けてくれれば、私たちはより重要で、人間にしかできない仕事に集中できるでしょう。

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