建築設計の仕事ではさまざまな業務をこなさなければなりません。
日頃からもっと業務を効率的に行いたいと考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
そんな方はぜひ建築系アプリを活用してみてください。
例えば図面や資料をアプリで持ち歩くことで、印刷の手間が省けたり、その場でデータを修正したりでき、業務時間を短縮できます。
ただし、世の中にはアプリがあふれていて、実際にどのアプリが建築事務所の方にとって便利なのかわかりにくくなっています。
はじめから使いやすいアプリを活用できたほうが、後から乗り換える手間など無駄な時間を省けて良いですよね。
この記事では、建築事務所の方にとって便利な10の建築系アプリをご紹介します。この中からずっと付き合える便利なアプリが見つかるはずです。
業務効率化の参考となれば幸いです。
失敗&成功例付き!建設企業がクラウドストレージ導入で成功するために見落としてはいけない 13 のポイント
Contents
- 1.建築設計の現場におすすめのアプリ10選
- 1-1. 現場で自由にメモして報告書の作成できる 「eYACHO」
- 1-2. ドキュメントビューワーを備えたデジタル野帳 「Field Pad」
- 1-3. CADソフトの定番「AutoCAD」
- 1-4. いつでもどこでもカタログが見られる「iCata」
- 1-5. 赤本のアプリ版 「新日鉄住金 建設用資材ハンドブック 建築用材」
- 1-6. 工事写真アプリの定番「蔵衛門 工事黒板」
- 1-7. 手軽に使える「水平器&水準器」
- 1-8. 三角スケールがアプリになった「スケール定規」
- 1-9. 建設現場の業務をワンストップで効率化する 「Photoruction」
- 1-10. オンラインストレージの定番「Dropbox」
- まとめ
「建築業界の働き方を変える 4 つの Dropbox Business の使い方」 ebook 無料ダウンロード
1.建築設計の現場におすすめのアプリ10選
建築設計の現場に役立つおすすめのアプリをご紹介します。
(2018年8月時点の情報です。)
No. | アプリ名 | 主な機能 | iOS | Android | 価格 | 備考 |
1 | eYACHO | 情報管理・施工管理 | ○ | × | 有料 | |
2 | Field Pad | 情報管理・施工管理 | ○ | × | 有料 | 「建設サイト」、「伝票@Tovas」のユーザー向け |
3 | AutoCAD | CAD・図面管理 | ○ | ○ | 有料・無料 | 無料版は機能制限あり |
4 | iCata | 資材管理 | ○ | ○ | 無料 | |
5 | 新日鉄住金 建設用資材 ハンドブック 建築用材 |
資材管理 | ○ | × | 無料 | |
6 | 蔵衛門 工事黒板 | 工事写真 | ○ | × | 有料・無料 | |
7 | 水平器&水準器 | 計器 | ○ | ○ | 無料 | |
8 | スケール定規 | 計器 | ○ | ○ | 無料 | |
9 | Photoruction | 情報管理・施工管理 | ○ | ○ | 有料・無料 | Dropbox との連携も可能 |
10 |
Dropbox | 総合 | ○ | ○ | 有料・無料 | Dropbox Businessは有料 |
1-1. 現場で自由にメモして報告書の作成できる
「eYACHO」
「eYACHO」は、建設の現場で多くの方が使っている「野帳」のデジタル版アプリです。
デジタルでメモが取れるだけでなく、これまで、いったん事務所に戻って作成していた報告書や日々の業務報告をその場で作成することが出来ます。また、たくさんの図面や資料を持ち歩かなくてもスマホやタブレットの中に全ての情報を入れて持ち運べるので、現場で業務を完結させることが可能になります。
・自由な手書き機能
スタイラスペンを使って、紙の野帳のように測定結果の数値や打合せのメモなどを自由に文字や図として書き込むことが出来ます。
例えば、現場監督の方が現場に示す是正指示書を作成する場合、これまでは、事務所に戻ってから、紙の野帳に残したメモとデジカメで撮った写真をまとめて作成していたのが、図面や撮影した写真に直接メモを書き込むことで、現場で作成することが可能になります。さらに、作成した是正指示書は、PDFでメールに添付して送ることや、印刷することが出来ます。
・手書きと定型処理の一体化
業務テンプレートが用意されているほか、手書きのメモにExcelのように表を挿入することが出来るので、定型の集計表をその場で作成することや、更新することが出来ます。
・日付での情報管理
作成したメモや写真などのすべての情報は日付で管理されているので、特定の日付のすべての情報を簡単に取り出すことが出来ます。
・To Doでの管理
作成したメモや写真をもとにTo Doリストを作成することが出来るので、改めて紙の野帳から転記してまとめ直す必要がありません。
・音声の録音
忙しくてメモが出来ない場合でも音声の録音・再生が可能なので、あとから内容を確認することが出来ます。
・シェア機能
現場で撮った写真や残したメモをリアルタイムで共有することが出来るので、離れた場所から双方向で情報を共有することが出来ます。
項目 |
内容 |
ユーザーの声(App Store とGoogle Playのレビュー) |
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iOS |
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Android |
– |
価格 |
1. スタンダード(1人用・1ヶ月) ¥480 |
URL |
失敗&成功例付き!建設企業がクラウドストレージ導入で成功するために見落としてはいけない 13 のポイント
1-2. ドキュメントビューワーを備えたデジタル野帳
「Field Pad」
「Field Pad」は、クラウド上の図面や書類にアクセスして閲覧することや、メモや写真、音声を付加することができるアプリです。
なお、このアプリは、建設業ASP「建設サイト」、「伝票@Tovas」のユーザー向けに開発されているため、一部の機能は、サービスの利用者のみが利用できます。
・クラウドサーバーへのアクセス(標準機能)
クラウドストレージDropboxに標準で連携できるほか、「建設サイト」に連携することができ、クラウド上のコンテンツにアクセスすることが出来ます。
・ドキュメントビューワー(標準機能)
100MBのマルチページPDFファイルでもスムーズに閲覧可能なビューワー機能があります。開くことが出来るファイルの形式は、PDF,JPG/JPEG/PNG,TXT,HTML,Microsoftオフィスファイル(Word,Excel,Powerpoint)です。
・ピンドロップによる情報の記録(標準機能)
ファイルにピンを落として「コメント・写真・音声・動画・タグ」といった情報を加えることが出来ます。
・現場メモの自動帳票化(「伝票@Tovas」連携)
記録したメモとレイアウトを選択してメール送信すると自動的に帳票が作成されて届きます。
項目 |
内容 |
ユーザーの声(App Store とGoogle Playのレビュー) |
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iOS |
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Android |
– |
価格 |
1.建設サイト接続サービス ¥1,600 |
URL |
1-3. CADソフトの定番「AutoCAD」
CADソフトのデファクトスタンダードである「AutoCAD」のアプリ版です。
デスクトップ版の「AutoCAD」と連携して動作させることが出来るので、現場と事務所で情報を共有することができ、現場に図面を持って行く必要がありません。
・ペーパーレスで図面を閲覧・編集
Dropbox、Google Drive、OneDriveなどのクラウドストレージに保管されているDWGファイルを開くことが出来ます。ただし、DWGファイルの作成・編集をすることが出来るのは有償版になり、無料版では閲覧のみ可能になります。
また、CADアプリは「AutoCAD」の他にも用途別にいくつかありますので、詳細はこちらの記事をご覧ください。スマホで設計図をすぐその場で作成|建築用CADアプリを徹底調査
項目 | 内容 |
ユーザーの声(App Store とGoogle Playのレビュー) |
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iOS |
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Android |
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.autodesk.autocadws&hl=ja |
価格 |
1.Premium monthly ¥600 |
URL |
失敗&成功例付き!建設企業がクラウドストレージ導入で成功するために見落としてはいけない 13 のポイント
1-4. いつでもどこでもカタログが見られる「iCata」
「iCata」は、文房具から建材まで約900社、10,000冊のデジタルカタログを閲覧できるアプリです。
現場では、様々な資材を注文する必要があります。これまでは、重い紙のカタログを持ち歩かなければなりませんでしたが、スマホやタブレットがひとつあれば、いつでも手軽にカタログを見ることが出来ます。
・お気に入りへの登録
無料の会員登録をすれば、よく使う企業やカタログをお気に入りに登録することや、カタログにメモや付箋を付けることが出来ます。
・端末間で同期
現場と事務所で違う端末を利用してもメモや付箋などの情報は、端末間で同期します。また、端末を変えてもデータを引き継ぐことが出来ます。
項目 | 内容 |
ユーザーの声(App Store とGoogle Playのレビュー) |
ー |
iOS |
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Android |
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.toppan.icata.android&hl=ja |
価格 |
無料 |
URL |
1-5. 赤本のアプリ版
「新日鉄住金 建設用資材ハンドブック 建築用材」
新日鉄住金と関連会社の製品カタログ「建設用資材ハンドブック(通称:赤本)」のアプリ版です。
製品の閲覧だけでなく、次のような機能があります。
- 「建設用資材ハンドブック」の「建築用材」ページの閲覧
- 各種鋼材の断面性能表の閲覧、カスタマイズ(絞り込み、ソート、範囲指定)
- 選択した鋼材の許容荷重の確認
- JIS H形鋼から外法一定H形鋼「ハイパービーム」への置き換え検索
- H形鋼等の断面計算および適応資材の表示 等
項目 | 内容 |
ユーザーの声(App Store とGoogle Playのレビュー) |
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iOS |
https://itunes.apple.com/jp/app/xin-ri-zhi-zhu-jin-jian-she/id724048551 |
Android |
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nssmc.handbook |
価格 |
無料 |
URL |
1-6. 工事写真アプリの定番「蔵衛門 工事黒板」
工事写真アプリの定番「蔵衛門 工事黒板」です。
これまで工事写真の撮影には、デジカメに黒板、チョークなど多くの荷物と補助員が必要でした。
また、大量に取った写真から必要なものを選んで、専用のソフトやExcelで自作したファイルに貼り付けて写真台帳を作成していました。
一方、工事写真アプリを使えば、スマホやタブレットひとつで工事写真を撮ることができ、アプリとソフトを連携させることで、写真の仕分けや台帳の作成を自動で行うことが出来ます。
「蔵衛門 工事黒板」には次のような機能があります。
無償版の機能
- 電子黒板作成
- 電子黒板の豆図描画
- 電子黒板付き工事写真撮影
- 工事写真の位置情報添付
有料版機能
- 工事写真のパソコン同期
- 工事写真の自動仕分け
- 台帳の自動作成
- 台帳のエクセル納品版作成
- 台帳の複数アカウント共有
そのほかの工事写真アプリについては、こちらの記事で詳細にまとめてあります。工事写真アプリ徹底比較!絶対に間違えないベストな料金や機能の選び方
あなたの環境にあった工事写真アプリをぜひ見つけてください。なお、ご紹介しているアプリは全て国土交通省の認可を受けています。
項目 | 内容 |
ユーザーの声(App Store とGoogle Playのレビュー) |
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iOS |
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Android |
– |
価格 |
1.工事写真のパソコン同期・工事写真の自動仕分け |
URL |
1-7. 手軽に使える「水平器&水準器」
シンプルな水平器と水準器のアプリです。
横置き、縦置き、平面置きなどの様々な角度を測れます。また、キャリブレーション機能やホールド機能も搭載されています。
厳密には、(アプリでない)水平器や水準器を使うことが必要ですが、ちょっと水平を見たいといったときに手軽にスマホで確認することが出来ます。
項目 | 内容 |
ユーザーの声(App Store とGoogle Playのレビュー) |
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iOS |
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Android |
https://play.google.com/store/apps/details?id=air.suiheisuizyunki&hl=ja |
価格 |
無料 |
URL |
– |
1-8. 三角スケールがアプリになった「スケール定規」
三角スケールを忘れてしまったと言うときや、ちょっと長さを確認したいといったときに使える便利アプリです。広告表示がありますが、無料で使えることもポイントです。
使い方は、選択モードのでは、UNLOCK中に、単位、倍率、縮尺を選択すると目盛りが表示されますので、対象物に合わせて長さを測ります。なお、メートル、インチ対応になります。
項目 |
内容 |
主な機能 |
•単位:メートル、インチ |
ユーザーの声(App Store とGoogle Playのレビュー) |
|
iOS |
https://itunes.apple.com/jp/app/sukeru-ding-gui-iroirona-suo/id919130707?mt=8&ign-mpt=uo%3D4 |
Android |
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.gr.java_conf.ohishi.scaleruler |
価格 |
無料 |
URL |
1-9. 建設現場の業務をワンストップで効率化する
「Photoruction」
【こんな方にオススメ】
Photoruction は建築・土木の仕事に関わる全ての方が使えるサービスです。(改修工事やリフォームでの利用実績もあります)
- 工事写真の整理が面倒くさい
- 撮影時に重たい図面や工事黒板を持ち歩きたくない
- 工事写真台帳をもっと簡単に作成したい
- プロジェクト全体でのデータ共有を楽にしたい
- 報告の為にいちいち事務所に戻って残業をしている
- 現場にタブレットを導入したはいいが良いアプリがないため活用できていない
- 施主様と簡単にデータを共有したい
- 他社に写真を送るとき、いちいち宅ふぁいる便で圧縮するのが大変
- 現場調査した後のデータ整理が非常に面倒くさい
- 配筋検査をもっと効率よく実施したい
- 台帳を元請からExcel形式で求められているが作成するのが大変
- 検査を効率化したいが他アプリだとスピードが遅く結局紙に戻ってしまう
- 指示書をパワーポイントなどで作成するが本当はリアルタイムに問題箇所を送りたい
- 全数検査が必要で、非常にたくさんの黒板を作る必要がある
【写真機能】
現場の状況をリアルアイムに共有
現場の状況を撮影した写真は自動的に関係者に共有され、手戻りを防ぎます。複数のプロジェクトを一括管理できるため、バックオフィスの工数削減にも繋がります。
写真整理の自動化
写真に設定している情報を用いてPhotoructionが自動整理します。撮影のあとで事務所に戻って整理する必要はありません。
JACIC対応の電子小黒板
黒板を記録する履歴機能、予め黒板を作成しておける定型黒板機能など、現場での操作を削減します。電子小黒板機能はJACICの信憑性確認(改ざん検知機能)に対応しています。
【図面機能】
大容量図面もサクサク閲覧
容量の大きな図面でも当社独自技術により、高解像度かつ高速で閲覧が可能です。現場での図面の持ち運びもモバイル端末さえあれば必要なくなります。
様々な情報付加
図面には「矢印」「矩形」「計測」など様々な注釈に加え、「メモ」「写真」「チェックリスト」などの情報を付加できます。
図面のバージョン管理
図面を差し替えるときにバージョンとして管理され、あらゆる状態の図面を瞬時に取り出すことができます。
【タスク機能】
業務の可視化を実現
検査から自分のTODOまで、仕事はタスクで一元管理できます。「誰が」「何を」「いつまでに」といった基本的な業務情報の設定が可能です。
担当者への通知
タスクには担当者を設定することができます。業務を割り振られたメンバーにメール通知を自動で行い、確認漏れを削減します。
作業状況はリアルタイムに共有
割り振られた業務の進捗はリアルタイムに他のメンバーに共有できます。また、タスクに対してメモやチェックリストを記録することが可能です。
【検査機能】
検査の進捗情報を一元管理
さまざまな検査の進捗状況を一元管理します。検査を行う場所ごとにタスクを設定することで、検査の状況を把握できます。
検査シートを簡単作成
図面をベースに検査ごとのシートを作成します。検査する内容はテンプレート化することで、同様の検査箇所に一括設定できます。
配筋リストから検査を一括作成
配筋リストから豆図を切り出して、検査項目・電子小黒板をまとめて作成できます。検査箇所で撮影する際、予め対象の豆図が設定された電子小黒板での撮影が可能となります。
【書類機能】
面倒な書類も簡単作成
ワンクリックで書類が簡単に作成できます。また、作成した後でも写真の追加・編集・並び替えが可能です。
Excel/PDF出力
作成した書類はMicrosoft ExcelまたはAdobe PDF形式で出力できます。Photoructionで編集した書類をすぐに印刷することも可能です。
自動整理
工種や撮影日など情報ごとに自動的に整理できます。また区切りに空白を挿入したり、改ページなどチェック一つで可能です。
【セキュリティ】
ISO 27001認証サーバーの利用、端末内のデータや通信の暗号化、端末紛失対策など、セキュリティ面も安心です。
項目 |
内容 |
価格 |
1ユーザーあたり ¥4,500~/月 |
URL |
https://www.photoruction.com |
(※2021年10月時点)
1-10. オンラインストレージの定番「Dropbox」
「Dropbox」は、クラウド上にデータを保管できるアプリです。いつでもどこでもデータを確認することができます。
例えば、現場と事務所で図面や工程表などを共有する場合、Dropboxを利用することで次のようなことが出来ます。(一部の機能は、Dropbox Professional、Dropbox Businessに限られます。)
・ファイルを複数人で共有して管理できる
Dropboxでは、ひとつのファイルを複数人で共有できるため、情報共有が容易になります。
例えば工程表を共有するケースでは、これまではベンダーの報告に基づいて工程の管理者が進捗状況を入力していた作業を、各工程の責任者やベンダーが直接入力することで、事務作業の手間を省き、リアルタイムに最新の情報に更新できるようになります。
また、管理者権限については、ファイルを編集できる人、閲覧だけ出来る人を設定することが出来るので、情報の管理が厳密に行えます。
・現場でもスマホやタブレットで図面や工程表を閲覧・編集できる
Dropboxはクラウド上にファイルが保存されるため、PCやタブレットなどの「デバイス」とともに「場所」にも制限されることなく図面を閲覧したり、工程表を編集したり出来るようになります。これにより、事務所と複数の建築現場がある場合、環境や場所に制限されることがなくなるので、貴重な時間を有効活用することが出来るようになります。
・CADデータ(DWGファイル)を直接プレビューできる
Dropboxでは、ExcelやWordなどのオフィスファイルのほかにも、AutoCADをインストールすることなくCADデータ(DWGファイル)を直接プレビューすることが可能です。
(DWGファイルのプレビューは、有料版のDropbox Professional、Advanced、Enterprise、Educationのみ可能です。無料版と有料のDropbox Plusではできませんのでご注意ください。)
詳細はこちらの記事をご参照ください。新しいプレビュー機能でチーム作業がさらに効率的に
・電波が弱い現場でもスムーズにファイルのアップロード・ダウンロードができる
従来のクラウドストレージでは、事務所と現場間など回線の状況が不安定な場合、図面や写真、動画などの大きなファイルをアップロード、ダウンロードするときにエラーが起こりました。
また、ファイルを更新すると再度ファイルを送信するので回線に負荷がかかりエラーになりやすいですが、Dropboxでは、更新した差分のデータのみを同期するので高速にファイルを送信できます。
そのほかにも差分同期、LAN同期、ストリーミング同期といったあらゆる場面を想定した3つの同期技術があります。これにより他のクラウドストレージには実現できないスムーズなファイルの送受信が可能です。
項目 | 内容 |
ユーザーの声(App Store とGoogle Playのレビュー) |
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iOS |
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Android |
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dropbox.android&hl=ja |
価格 |
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URL |
(※2021年10月時点)
まとめ
建築設計の現場で活用できるスマホやタブレットのアプリをご紹介してきました。
アプリを利用することでこれまでかかっていた時間の何分の一かで業務を終えることが可能になります。加えて、Dropboxを利用してデータを一元的に管理することで、更なる業務の効率化が実現します。
新しいツールを積極的に利用することで様々な業務プロセスを改善し、業務全体の効率化を目指していきましょう。