誰でもできるセルフブランディングのやり方!3 段階で自己プロデュース

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フリーランスとして成功している人の多くは、セルフブランディングを意図して実行しています。

「会社の肩書に頼らず生きていきたい」「独立して自分一人の力でどこまでいけるか試したい」。そう思っている人は少なからずいるでしょうが、この記事にたどりついた方は、それを実現する方法を本気で模索している方たちだと思います。

セルフブランディングとは、SNS やブログを通じて、知名度を広げるための「自己発信」にとどまりません。意識的に相手へ自分の価値を伝えることで、ビジネスで優位に立てるマーケティング手法のひとつです。

まずは「なりたい自分」を具体的にイメージできるよう「セルフブランディングとは何か」を成功者の例から理解してください。その次に、セルフブランディングを成功させる方法を実践してみましょう。無理なくできるよう、3 つの段階に分けてあります。

「イタイ」「嫌われる」といった間違った方向に行かず、無理なく着実に実践できる本当のセルフブランディングで、自身をプロデュースしてください!

目次

1. セルフブランディングとは
2. セルフブランディング 2 つの成功例
3. セルフブランディングのやり方 3 ステップの実践方法
4. セルフブランディングを成功に導く本 3 冊
5. まとめ

1. セルフブランディングとは

セルフブランディングについては、さまざまな場所で諸説飛び交っているので、セルフブランディングの方法論を紹介する前に、ある程度言葉を定義しておきましょう。

1-1. ブランディングについて

まずブランディングとは「消費者に抱いてもらうイメージを作ること」です。

ブランディングは、商品の価格や品質とは別次元で顧客に価値を提供できるため、顧客との関係において優位に立てる効果があります。対象から得られる単なる「イメージ」にとどまらず、「ビジネスシーンで役立つもの」と考えられます。

ブランディングについて、詳しくは「経営者必見!ブランディングをマスターして永続的な利益を生み出す方法」をご覧ください。ブランディングの基礎知識のほか、ヒット商品の成功事例も掲載しています。

1-2. セルフブランディングの定義

セルフブランディングは「自己」(セルフ)を「ブランディングする」こと。「自分」を社会の中で特定・差別化することで、ビジネスチャンスを広げる「マーケティング施策」です。

たとえば知名度の高い企業に属していれば、その企業の価値も少なからず自分に反映されるかもしれませんが、セルフブランディングは「独立した個としての自分の価値」を「作る」ことになります。

パーソナリティ(人格)などの個人情報も「あなた自身という企業」を特定させる要素となるため、会社勤めのときとは異なる価値も求められます。

単に SNS やブログを通じて個人としての「認知を広げる」ということにとどめず、価値を「創造する」ことをメインとしてセルフブランディングを捉えた方が、ゴールに近づきやすいでしょう。セルフブランディングは「炎上と隣り合わせ」「イタイ」といった悪いイメージも多くネットで検索されますが、それは価値を創造するまでに至っていない人だと思ってください。

1-3. セルフブランディングとパーソナルブランディングの違い

セルフブランディングを Google などで検索すると、「パーソナルブランディング」という言葉にもたどり着くはずです。

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パーソナルブランディングのコンサルタントとして、カリスマ的存在であるピーター・モントヤ氏の著書『パーソナルブランディング』(東洋経済新報社)によると、パーソナルブランディングとは

あなたのパーソナルブランドは強力、明晰かつ前向きな人物像であり、人々があなたのことを考えるために心に浮かぶものである。これは人々があなたのことを関連づけるあなたの価値、能力、行動を象徴するものである。これはあなたの印象に影響を与え、その印象を機会に変えるために作られたプロフェッショナルとしての別の自己にあたる。

とのこと。

セルフブランディングにおいても、パーソナルブランディングにおいても、意味することは近いと考えられます。

2. セルフブランディング 2 つの成功例

セルフブランディングで成功している人を 2 人紹介します。ここで紹介する人は「特定のジャンル・ターゲット」に対して、「意図して」ブランディングをし、ビジネスをしている方々です。

もともと知名度のある人が独立して、ビジネスをするという例ではないので、自分にもチャンスはある、と思えるはずです。

2-1. 小中学生の新たな人気者「HIKAKIN」

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出典:https://www.youtube.com/user/HIKAKIN

HIKAKIN さんは YouTuber の第一人者としても有名ですね。彼はヒューマンビートボックスの動画を YouTube に投稿し続け、その他にもさまざまな動画を投稿し、YouTube に表示される動画広告のフィーなどをもとに収入を立てていることはご存知だと思います。

「自分がやりたいこと」をメインにコンテンツを作りながらも、小中学生という自分のターゲットに向け、意図的にコンテンツを提供している点はとても参考になります。

最初は自分のやりたいことだけを考えてやっていたかもしれませんが、マーケティングの思考を取り入れ、しっかり収益化できている例ですね。詳しいノウハウは彼の著書やインタビュー記事なども参考にしてください。

2-2. コンビニアイスに着目した「アイスマン福留」

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出典:http://www.conveniice.com/

コンビニのアイスに着目し、「コンビニアイスマニア」というサイトを立ち上げたアイスマン福留さん。コンビニアイスの種類、雑学などを網羅することで、唯一のジャンルを確立し、アイス評論家としてのビジネスに発展しています。

日本では大きなマーケットを占めるコンビニの中の、アイスもまた大きなマーケットです。もちろん「好き」が高じて始めたことだと思いますが、「潜在的ターゲットが多い」というマーケティングの基礎ともいえる要素が含まれた戦略はとても参考になります。

無理やり自分をアピールする、といったセルフブランディングの間違ったイメージはなく、マーケティング手法のひとつとして、セルフブランディングを成功させているよい例です。こちらのインタビュー記事も参考になります。

3. セルフブランディングのやり方 3 ステップの実践方法

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セルフブランディングのやり方は 3 段階のステップを踏み、実践します。

  1. マーケットの選定
  2. 発信方法の決定
  3. スケジュールの決定とプランの見直し

以下、各項目を詳しく解説していきます。

3-1. マーケットの選定

マーケットの選定とは自分の行動・能力(強み)が必要とされそうな市場を探すことです。

セルフブランディングは自己分析を経て、「自分のやりたいこと」を突き詰め、それを社会にアピールしていこう、と考えることが最初のステップではありません。自分が社会に提供できる・提供したいと思うことが、「社会のどこに必要とされているか」から考えないと、ただの自己主張で終わってしまう可能性もあります。

自分が戦うマーケットでは、見込み顧客の潜在人数は何人ぐらいか、そこから得られそうな収益はどれくらいか、どういった企業がライバルになるのか、といった市場調査はセルフブランディングに欠かせません。

筆者もフリーランスで働く人を多く見てきましたが、独立して働き、長く生きている人はこの考えをしっかり持っています。「自分のやりたいこと」をやっていたら、(たまたま)成功し、食べていけるようになったという人が、サクセスストーリーとしてメディアはピックアップしやすいから、そういった人ばかり目にしますが、実際自分ひとりの力で生活していくことはそうたやすくありません。

マーケット分析などの方法論は「マーケティングミックスの基礎知識と 5 つの実践理論を紹介」を参考にしてください。

3-2. 発信方法の決定

自分の戦うフィールドを選定できたら、そのマーケットへ自分をアピールする方法を探します。

やはりブログは発信方法の中でも、始めやすいです。もちろん SNS も効果的ですが、それはターゲットによって決めてください。SNS をやらない人が多いマーケットの中で、SNS を無理やり始めても効果は表れにくいでしょう。

自分をアピールする、伝えるという点で、避けては通れないのが、ライティング技術です。ライティングは広告業界の人だけではなく、今では誰でも身につけておいた方がいいスキルです。WEB ライティングの業界においては、「バズ部 コピーライティング初級講座」が参考になります。

ターゲットに対して、どのように見えるのか、どう感じてもらえるのか、というブランディングの原点を知るためにも、「経営者必見!ブランディングをマスターして永続的な利益を生み出す方法」の記事を参考にしてください。

3-3. スケジュールの決定とプランの見直し

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最後はどのようにプランを進行し、ゴールを目指すのか、というスケジュールを決めましょう。

スケジュールは 3 か月単位をめどに策定してみます。最初の 1 か月は「何をして」「何をクリアするのか」、2 か月目は……、と 3 か月のプランを具体的に決めます。最初のうちは、ターゲットへの認知と収益体制の確認、が多いと思います。

ターゲットへの認知がされないと、収益は生まれませんし、収益がどのように定期的に入ってくるのかをイメージできないと、続けていくことは難しくなります。

定期的にこれらのプランを見直すことも重要です。ターゲットへのアプローチがうまくいかないのは「ライティング」なのか、サイトのデザインやロゴといった「見え方」なのか。3-1. で具体的に決めたターゲットへの反応を見返しながら、プランを再吟味して、ステップアップを目指しましょう。

筆者が取材したある業界のフリーランスの方が仰っていましたが「1 万円でも 1,000 円でも稼げる方法を自分で実践できたなら、それだけでもう OK。あとはその方法をどれくらいのスパンで、何回実現できるかを考えればいいだけ」と。

スケジュールやプランの策定も重要ですが、それを実行さえしてしまえば、成功は誰にでも掴めるということを教えていただきました。特別に変わっている能力を身につけている方ではありませんが、その方ひとりで最高年収 6,000 万円を実現しています。

4. セルフブランディングを成功に導く本 3 冊

セルフブランディングを成功させるために役立つ本を 3 冊ピックアップしました。具体的な方法論や成功例を知ることができ、セルフブランディングへのモチベーションもアップします。

4-1. パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す

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出典:http://amzn.asia/3PxLw2j

本記事でも冒頭で紹介したパーソナルブランドのカリスマ、ピーター・モントヤ氏の著書。自己をブランディングし、ビジネスにいかに役立たせるか、を体系的に紹介しています。「意識的」に自己の価値を相手に伝える、ということの本質をつかめます。

4-2. レバレッジ人脈術

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出典:http://amzn.asia/43ml5CC

「人脈なしで成功できる人は天才だけ」と語るように、セルフブランディングを実践し、成功するためには、人脈も重要な要素のひとつ。具体的に人脈を広げるためのプロセスやコミュニケーション方法を教えてくれます。

4-3. 入門 考える技術・書く技術

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セルフブランディングを実践する中で、壁にぶつかったとき、その課題をクリアするために必要な能力は「ロジカルに解決方法を考えること」もひとつ。ロジカルに突飛な発想は必要なく、誰でも実践できることなので、出身大学も関係ありません。しかし筆者が思うにロジカルに考えられる人は、結構少ない印象です。「しっかりと考える」能力を学べる良書です。

5. まとめ

セルフブランディングについて紹介してきましたがいかがでしょう。漠然と自己の価値を向上させる、とイメージしていた方もいらっしゃるかもしれませんが、体系的に考えればだれでも実践できること、と身近に感じられたのではないでしょうか。

終身雇用制の企業文化が少なくなってきた日本では、自己啓発のジャンルも発達しています。しかし「意識高い系」などという皮肉を浴びせる言葉も出てくるなど、間違った方向でセルフブランディングを実行する人が多いのも事実です。

あさっての方向に進んでしまうのは、自分の価値を「誰に」「どのように伝えるのか」というマーケティングの視点が曖昧で、自己を磨くことばかり考えているからではないでしょうか。

セルフブランディングは自分ひとりを見ながら行うものではなく、自分の価値を伝えるための「対象相手」が必ず存在し、その対象を意識することが肝心です。それを忘れずにセルフブランディングを皆さんも一緒に実践していきましょう。

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