パートナーシップの拡大が建設業界に生み出す多彩なコラボレーション

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イラスト:ジャスティン・トラン

Dropbox はこの数十年で、単なるファイル ストレージから総合的な業務ツールへと進化を遂げました。Dropbox Paper や Dropbox Showcase などの製品を導入したことで、Dropbox は単にファイルを同期するツールを超えて、チームの連携を支える存在となりました。私たちが目指すのは、プロジェクトの開始から完了までチームが必要なすべてに 1 か所からアクセスできる、中心的なツールです。

Dropbox が進化を続ける中で、ますます多くの業界が Dropbox をコラボレーション プラットフォームとして導入しています。特に、建設業界ではますます多くの企業が Dropbox Business を導入して、設計事務所や土木会社との包括的なコラボレーションを進めています。

建設業界で Dropbox Business が広く導入されている背景には何があるのでしょうか?最新のデータやインサイトを手がかりに、その背景事情を探ってみましょう。

導入が遅れた場合のコスト

今年に入ってから、建設業界でテクノロジーの導入が遅れているために、業界が多くの課題に直面しているという記事を掲載しました。「デジタル化が最も遅れている業界」と形容される建設業界は、逆に言うと、生産性を向上させるテクノロジーの導入効果が最も期待できる業界でもあります。こうした現状で問われているのは、従来型の紙ベースのプロセスから効率的なデジタル プロセスに移行する上で、Dropbox のような企業が建設業界のチームや専門家をどのようにサポートできるかという点です。

現代のコンテンツ ライフサイクル

建設業界のチームは、Dropbox のモバイル アプリ、デスクトップ アプリ、ウェブ クライアントを使って、設計事務所や土木会社と協力しながら毎日数え切れないほどのファイルを閲覧、編集、共有しています。どのコンテンツもそのライフサイクルも、同じものは 1 つとしてありません。しかしそれでも、コンテンツ コラボレーションには、共通するパターンが存在します。

ファイルが最初に作成されるのは多くの場合、設計や土木の企業、チーム、ユーザーで、ドキュメントの提供元となる人たちです。ファイルには、契約書(PDF)、RFP への応札(PDF)、設計図(CAD)、レンダリングのドラフト版(DWG)などがあります。

建設会社側では、設計、営業、計画を担当するチームがこれらのファイルをチェックします。チームは設計事務所や土木会社にフィードバックを返し、各企業はこのフィードバックを反映した上で、最終的なコンテンツを RFP への落札書(PDF)や土木工事要件(Excel)などとして納品します。

受け取ったチームはこれらのファイルをパートナーの建設会社、サブコン、不動産会社、規制機関、地域の協力会社に提供します。

同時に、同じコンテンツが現場の建設作業員にも送られます。現場では建設プロセスの一環として、現場写真(JPEG、PNG)、設計図の変更点(DWG、CAD)、プロジェクトの修正点(Excel、PDF)を新たに追加、保存して、上司、測量士、エンジニア、請負業者にも配付します。

このパターンとファイルの流れは、建設プロセスが完了するまで繰り返されます。プロジェクトが完了するまで、マネージャーは継続的に写真(JPEG、PNG)や変更点(Excel、PDF)をクライアントやパートナーに提供します。

やり取りされるファイルの種類にかかわらず、現代におけるコンテンツ ライフサイクルには次の 3 つの段階から成る一定のパターンがあります。その段階とは、コンテンツの「作成」、「フィードバック」、そして「配付」です。

残念ながら、現代のコンテンツ ライフサイクルはシームレスとは言えません。コンテンツのサイロ化が発生することがあり、社内外の関係者との効果的なコラボレーションが制限されてしまいます。さまざまなツール、プラットフォーム、デバイスに分散されているコンテンツを検索しなければならないため、チームやユーザーに不要な時間と労力が発生しています。

建設業界のチームにとって、こうした現状はデジタル コラボレーションの取り組みや現場での作業を阻害し、バックオフィスの競争優位性を引き下げています。各所に分散するコンテンツ、ツール、デバイスのセキュリティ対策が不十分だと、脆弱性が生まれ、データを盗み出されるリスクも高まります。

さまざまなツールと連携できる優れたオープン プラットフォーム

今や、単一のエコシステムに縛られるという選択肢は誰にとっても考えられません。Dropbox のお客様は、各方面でスマートなテクノロジーを活用したいと考えています。DBX Platform の設計思想はここにあります。私たちは、ユーザーの皆様に好きなツールやプラットフォームを自由に選んでいただきたいと考えています。各分野をリードする最先端の生産性ツールやデバイスと連携できるよう作られた Dropbox は、接続性に優れた唯一無二のプラットフォームとしての地位を確立し、生産性ツール、ユーザー、チームを隔てているコンテンツ サイロを取り払っています。

たとえば Dropbox では、昨年 11 月、AutoCAD のデスクトップ アプリケーションとの統合を発表しており、Dropbox 上で .DWG ファイルをネイティブ プレビューする機能を今年中にリリースすることを予定しています。建設業をさらにサポートするため、Dropbox では、AconexBulldozAIRFieldwirePlanGrid とのパートナーシップも強化しました。

 

Aconex:このパートナーシップにより、建設と土木のビジネスでクラウドベースの統合型ソリューションが誕生しました。

  • Dropbox で設計図のドラフト版を管理し、最終版が仕上がったら Aconex 経由で建設チームに送信できます。
  • 図面を Dropbox から Aconex の文書登録にアップロードしてから、プロジェクトに固有のプロセスに従って情報を提供します。

「Dropbox とのパートナーシップにより、プラットフォームを越えたデータ活用を実現し、大型プロジェクトでの効果的なチーム連携を支援できるようになります。私たちは今後も、ユーザーに対する責任を果たし、有用なインサイトを提供すべく、画期的な成果物の創出をサポートする統合エコシステムの拡充を図っていきます。」 – ティム・オルシャンスキー氏、Aconex 最高技術責任者

 

BulldozAIR:今年予定されている、Dropbox フォルダ内のドキュメントとの双方向同期によって、建設業界のチームはよりスムーズなプロジェクト管理が可能になります。

  • 計画書、ドキュメント、レポートを Dropbox から BulldozAIR に直接アップロード、保存、変更できるようになります。
  • BulldozAIR の現場レポートを Dropbox に自動で保存できるので、コンテンツを最新の状態に保ち、現場でもオフィスからでも利用できるようになります。

「Dropbox との統合は、BulldozAIR の製品ロードマップにとって 1 つの大きな到達点です。Dropbox は非常に堅牢かつ信頼性が高いサービスです。今年予定されている Dropbox フォルダ内のドキュメントとの双方向同期により、建設業界のチームはよりスムーズなプロジェクト管理プロセスを利用できるようになります。」- アリ・エル・ハリリ氏とマクセンス・レリンジャー氏、BulldozAIR 共同設立者

 

Fieldwire:Dropbox は、建設作業員が主にモバイル デバイスからプロジェクト ドキュメントやメッセージのやり取りを参照し、管理できる一元的なプラットフォーム、Fieldwire と提携しました。

  • Dropbox との双方向同期により Fieldwire にドキュメントをアップロードし、最新版にアクセスしたり編集したりできるので、チーム メンバーも社外の共同編集者も全員が同じドキュメントを使って作業できます。
  • さらに Fieldwire のマークアップ ツールとタスク管理機能を使用して、現場での変更を記録し、チーム メンバーに作業を割り当てることもできます。変更された図面と進捗を示す写真をセットで Dropbox と同期すれば、より多くのチーム メンバーと進捗状況をリアルタイムで共有できます。

「Dropbox のグローバル コラボレーション プラットフォームと統合したことで、コンテンツのリアルタイム アップデートが可能になり、建設業界のチームや専門家にとって大きなメリットとなります。Fieldwire のユーザーはプロジェクトや計画に変更が生じたタイミングを把握する必要がありました。Dropbox との双方向同期を開発したのはこのためで、オフィスでも移動中でも、建設現場にいても、一元的でシームレスな作業ができるようになります。」- イブ・フリノー氏、Fieldwire 創設者兼 CEO

 

PlanGrid:Dropbox との統合により、PlanGrid に計画書を直接アップロードしたり、PlanGrid 側の変更を Dropbox に反映することができます。

  • 竣工図や画像を Dropbox に保存し、すべてのデバイスでアクセスできます。
  • Dropbox の PlanGrid で作成される建設関連の情報にリアルタイムでアクセスできるので、どこにいてもプロジェクトを進め、共同作業することができます。
  • Dropbox のファイル アップロード統合によって、最新情報をリアルタイムで共有できるようになります。

「建設プロジェクトは複雑化していて、多くの関係者間での高度な調整が不可欠です。世界で 100 万件を超えるプロジェクトに参加してきた経験から言えることは、現場とオフィスの生産性を高める最善の方法は、現場にいる全員とのシームレスな連携であるということです。Dropbox とのパートナーシップにより建設チームが少ない労力で大きな成果を上げられるようにしています。」- ジェームス・コック氏、PlanGrid 戦略的提携およびパートナーシップ部長

ツールとチームを結び付ける連携の数々

DBX Platform は、独立系のコントラクター、小規模事務所、そして大企業など、すべての規模の建設企業の課題を解決します。現在、Dropbox を利用する全チームの 75 % 以上が何らかのサードパーティ アプリケーションを統合しています。今回取り上げた上記のインテグレーション以外にも、Dropbox はさまざまな連携を通じて円滑なコラボレーションを支援しています。

Google との新たなパートナーシップにより、Dropbox は近日中に Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドをファイル システムに統合します。

また、Salesforce とのパートナーシップ強化によって、営業、サービス、マーケティング、コマースなどさまざまな部門を超えてチームが連携できるようになります。

AdobeAutodesk と Dropbox の統合は、生産性ツール、チーム、ユーザーをつなぐ架け橋となっています。

建設プロジェクトの安全なワークフローとコラボレーションを実現するために、VMwareCisco CloudlockNetskopeOkta とのパートナー連携は、既存の IT、セキュリティ、管理設定をさらに強化します。

コンテンツを整理し取得しやすくしたり、プロジェクトを調整しやすくしたりするために、Dropbox は、DocuSignSalesforce、その他多数のパートナーと連携しています。

Dropbox Business ユーザーは、Salesforce や AutoCAD モバイルなどのサードパーティ アプリケーションと統合する傾向が高いことがわかっています*。これは、Dropbox Business が分散しているツールやデバイスを連携し、一般的な製品やプラットフォームをベースにワークフローを結び付ける可能性を高めていることを示唆しています。

Dropbox に保存されている 2 億 5,000 万のファイル

昨年、設計や土木の企業と共同作業する建設業界のユーザーは Dropbox で 2 億 5,000 万以上のファイルを作成し、保存しました。これは、1 か月あたりおよそ 2,500 万ファイル、1 日あたり 80 万ファイルに相当します。こうしたファイルのうち 80 % が建設業界の Dropbox ユーザーとチームによって作成されています。

作成、保存されたこれら多数のファイルは日々、閲覧、編集、共有されています。ファイル形式は、JPG、PDF、DWG、Excel ファイルなどさまざまです。

Dropbox Business はすべての段階でコラボレーションを支援

北米から EMEA、そしてアジア太平洋地域まで、建設業界のユーザーとチームは Dropbox をプロジェクト全体と実世界でのコラボレーションに活用しています。こうしたユーザーは Dropbox で日々、数え切れないほどのファイルを閲覧、編集、共有しています。

Dropbox はモバイル アクセスや高速で信頼性の高い同期機能、そしてコンテンツの集約を通して入札プロセスを円滑にし、入札関連の業務を支援しています。チームが現場からネットワークに接続しなければならない状況もあります。Dropbox は VPN に関する課題を解消し、チームがオフィスから離れていても、コラボレーション、コンテンツの編集、コメントの追加などを滞りなく続けられるようサポートします。さらに、高度な共有機能、オンライン プレビュー、クラウド規模での検索機能などにより、データのメンテナンスやアーカイブもシンプルになります。

Dropbox では、Dropbox Business を活用する 30 万社の中から、次のようなパターンを見いだしました。

  • ユーザーは、Dropbox をオフィス、モバイル デバイス、そして建設現場で活用している
  • Dropbox Business は既存の IT、セキュリティ、管理の環境と統合されている
  • より多くのチームが Dropbox Business を活用してコンテンツの安全な共同制作に取り組んでいる
  • 戦略的パートナーシップにより、Dropbox のコラボレーション プラットフォームで Aconex、BulldozAIR、Fieldwire、PlanGrid など各分野を代表するスマートなツールが利用されている

導入数を引き上げている 3 つの重要な要素

1. ROI の向上
EJ Prescott は入札プロセスの刷新を検討した結果、紙ベースの作業を Dropbox へ移行しました。その結果、245 % の ROI という驚異的な成果を達成できました。プロジェクト マネージャーのジョー・ハーソム氏は次のように話しています。「Dropbox を導入することで、多くのプロセスを刷新できました。とりわけ効果的だったのは入札ワークフローです。それまでは紙ベースの書類にペンで直接書き込み、スキャンしてメールで送らなければ応札できませんでした。」

2. 時間の節約
「Dropbox を導入してすぐに、新しいプロセスの効果を実感しました」とハーソム氏は話します。「すべての入札パッケージの作成、編集、取りまとめは Dropbox から直接行うようになりました。仕上がったら共有リンクを使って外部のエンジニアに送るようにしています。このプロセスの改善だけで、プロジェクト管理を 500 時間以上も短縮することができ、その時間をクライアント サービス向上に充てることができています。」

3. スムーズなコラボレーション
Tellepsen で IT ディレクターを務めるリー・ニュージェント氏は、チームの業務パフォーマンスを最大限に引き出す上で Dropbox が大きな役割を果たしていると話します。「大容量ファイルを読み込むパフォーマンスが劇的に改善し、サブコン、協力会社、クライアントとのコラボレーションはよりスムーズになり、不安定なインターネット接続に苛立つこともなくなりました。」

建設業界における Dropbox の活用事例について詳しくは、e ブック「テクノロジーで建築をスマートに」をダウンロードしてご覧ください。

*建設業界の Dropbox Basic や Plus のユーザーと比較した場合。注意:Dropbox が分析しているすべてのユーザー データは、収集、集計された匿名データとなります。Dropbox はアルゴリズムを活用して建設業界のユーザーを判定しており、個々のユーザー データは Dropbox または外部企業に一切公開されていません。

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  2. ・中小企業やベンチャーのビジネスを後押しする、Dropbox Business
  3. ・建設現場の働き方を変える、Dropbox Business
  4. ・IT/メディア業界の働き方を変える、Dropbox Business
  5. ・高等教育機関の研究活動を変える、Dropbox Education
  6. ・Dropbox Business をご活用いただければ、現場のコストを低減しながら、働き方を改善できます
  7. ・Dropbox の特長

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